サンズ・トーク

越中さいはて・温泉旅館

次男一家とわしら夫婦は、富山湾沿いに走って、今宵の宿・朝日町のさざなみ温泉という海浜の宿に着きました。
GWのこととて、ホテルはどこも取りずらい。という中、次男は温泉の宿を探してくれていたのです。なにせ、宇奈月とか有名どころはもうあかんのです。
私らはそれまで金沢に2泊、富山に1泊、いずれも風呂はトイレとセットになったモノコックで味気なく辛抱したので、温泉にドップリというのは嬉しい。
ここは、海に面している。というより、海、北陸本線、国道、北陸自動車道、山と順番に迫った地形なのです。

その北陸本線のすぐそばに旅館があって、窓のそとには複線の線路、そして架線の碍子が目の前です。

海のなぎさは、小砂利の浜で、たまにヒスイが見つかるのです。孫のMちゃんが丸いきれいな石を拾っておじいちゃんにくれました。ありがと、ヒスイじゃなくってもきれいだね。
1両編成か3両編成のローカル電車がたまに走ります。短い電車なので、あっという間に過ぎていきます。貨物列車も走るのですが、これはやけに長い編成で延々とコンテナが繋がっています。
夕方、富山湾のかなたに日が沈む、サンセットビューがいいね。

夜中に海見ると、そんなに遠くない沖に3隻の漁船のいさり火が見えます。朝までずっと点灯している。何獲れるんだろう。

ここへ2泊しました。風呂、泉質はアルカリ性単純温泉、露天風呂もあります。露天は、北陸本線のレールに近いので、海側に超えて手を伸ばさないでください。高圧電流が流れていますから架線にご注意を、だと。
夕食は初日は海鮮の大船盛、二日目はずわいがにの1匹づけがメイン。この集落、たら汁が名物らしくて、二日とも出てきたのです。

この宿の地名は、朝日町境。何でかというと、1キロ先に境関所跡というのがあって、その先は新潟県。
だから、ここは、越中富山のさいはて温泉なのでした。昔っからくに境の村だったんだ。
海沿いに結構規模の大きいバンガロー村、キャンプ場があって、そこもGWで満員、そのお客さんが当館の日帰り温泉にやってくるので温泉が道理で賑やかなのだ。

私なんか旅慣れてると思っていても、とかく固定観念で宿を決めたがる。次男はスキー、スノボがメインであちこち経験してるんで、こういう宿も大いにアリなのでした。
今回われわれは、ここを根城に、立山・黒部へ行ったのでした。

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