中学も高校も芦屋だったけれど、今まで、同窓会だからといって関西へ行ったことはなかった。
だが、今度は親友のFくんが幹事で案内をくれたので、是非出席しよう。そう決めた。
わたくし、普段は標準語ですが、あちらへゆくと、よどみなく関西弁。なんでやねんの世界になるのです。
会場は駅前の竹園ホテル。読売巨人軍の定宿です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/55/fd2dbfdcf7a51afc4211939bfd947781.jpg)
参加者は40名くらいだが、女性が約半数。それにしてもみんな年取った。
卒業後も交流があって知っている人は6~7人。ほかはわからない。
女性は全くわからない。旧姓を言われても昔の風貌と結びつかず、わからないのです。
みな、ええ歳こいて。とわさわさ言うているうち、名札みて、こいつはネコだとか、昔のあだ名が口に出てくるのです。
軟式テニスやってた奴とか、ボクシングやってたとか、スポーツで思い出したりします。
年輪を重ね、相応に老人になっているのだが、でも、杖をついている人も結構居ます。昔の共通の話題がでてきて、戦後の中学時代の青春が目の前に蘇るのです。
それで、若やいだ64年前のエピソードとか、先生とか、何組だったとか昔話が出てきます。
でも、○○くんどうした。亡くなった。とか、寝たきりみたい。
とか、ボケてるとか、そぞろ残酷な現実もでてくるのは、全く 「しゃあない」 のです。
私が来るというので、傘寿会に出なかった旧友、FUK、I、K、KE、FUNくんも追っかけて会いに来てくれよった。
がたがたと、二次会いって、蕎麦食って、昔話で恥かいて、その上、Fくん、Iくんとカラオケまで付き合わしてしまい、私は竹園へ泊まったのでした。
このホテル、最上階に大浴場があって朝風呂でスッキリ。
あくる日は、Fたちと大阪あたり漫遊。
昔の青春が今ふたたび蘇る一泊旅だったのでした。
Iくんと交わした言葉。もう歳やからとか、フニャフニャ云うとったらあかんでえ。
若い奴とくらべりゃ、わいら、年期がはいっとんねやがな。