70の瞳

笑いあり涙あり、36人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

中庭の春

2015-04-01 10:00:00 | 愛すべき子どもたち

さんあいは、子どもたちの生活するユニットと事務所棟が中庭を囲むような配置になっていて、どのユニットからも事務所棟からも中庭で遊ぶ子どもたちの様子が見られるようになっている。ここ数日は本格的な春の陽気を感じさせる温かさになってきた。事務所棟前の花壇では水仙やスミレがその鮮やかな色を誇るかのように咲き始めた。中庭の子どもたちのアイドルであるトカゲたちも温かい空気の中、冬眠から目覚めたようだ。するとアウトドア派の小1男児のMくんと小説家志望の小4Aちゃんが動き出した。虫かごを片手に根気よく花壇の中の石やレンガをめくってゆくトカゲさがしが始まった。春はさんあい中庭のトカゲシーズンの解禁でもある。最終的にはキャッチ・アンド・リリースだが、虫かごに土を入れてで飼い、餌をあげながらシーズン中は大切にお世話をして命を大切するのがルールになっている。

 

 

花壇の白い水仙が満開になりました。

 

黄色い水仙もあります。

 

トカゲを探したり、草花のミツを吸ったり、春はいい。

 

 

 


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