70の瞳

笑いあり涙あり、36人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

子どもたちの猛暑の過ごし方

2016-08-07 16:44:06 | 愛すべき子どもたち

今年の夏からさんあいでは、子どもたちの個室にエアコンを入れた。今までは、リビングルームに設置してある大型のエアコンと扇風機をフル稼働させて、熱気を拡散させ生活していた。子どもたちも職員も熱中症にもかからずに何とか夏を乗り越えてきたのだ。

子どもたちが個室で涼しく過ごすには、当然部屋を閉め切りにしなければならないが、中には怖くてドアを閉めておけない子もいる。また、小中学生はテレビを観たかったり、他の子と遊びたいので、あまりエアコンのある快適な個室で過ごす子は少ない。

それどころか、お日様が傾き園舎の影が長く伸び始める午後4時頃になると、子どもたちがまだ暑さが残る中庭に出てくる。そして影に入って、友だち同士で時を過ごす。 さんあいの子どもたちは、都会の子どもたちと違い、暑くても寒くても兎に角お外で時を過ごしたがる。 ここの子どもたちの遊び方や真っ黒に日焼けした笑顔をみると、昭和の時代にタイムスリップしたような感覚になる。

 

 

午後4時頃になると、子どもたちは中庭に出てくる。 影は長いが、まだ気温は33度はある。

 

影の中に入ってカードゲームをする中学生たち。みんなこんがりと日焼けしている。

 


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