産興商会のブログ

日常での出来事、その他

梅うどん

2019年09月30日 | 日記

 梅を練り込んだ「梅うどん」は、爽やかな味が特徴ですが、梅を練り込んだだけでは、鮮やかな色がなかなか出ないと思います。

 市販されている梅うどんには、色を出すためにコチニール色素がよく使用されていますが、コチニールは綺麗なピンク色に着色でき、熱にも強いのが特徴です。

 コチニール以外の天然色素でしたら、野菜色素が使用できるかもしれません。梅の風味を出すために梅パウダー・梅果汁粉末を多く入れすぎると酸っぱくなる恐れがありますので、そういう場合は梅香料を添加しても良いと思います。香料の添加量は0.1~0.5%程度ですが、湯掻くと香りが揮散するため、添加量は多めの方が良いかもしれません。

 「抹茶うどん」では色を出すためにクチナシ色素を入れる場合もあります。カボチャうどん・わかめうどんでしたら、カボチャパウダー・わかめパウダーを練り込んで作ることが出来ますので、特に着色料・香料なしでも大丈夫かと思います。

 

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軽減税率

2019年09月24日 | 日記

 2019年の10月から施行される軽減税率は、飲食料品に対してと一部の新聞の消費税がおおむね8%、食品以外は10%の消費税となるものですが、食品に対しては細かい規定があるようです。

 そして弊社では食品と食品添加物を販売していますが、10月からの消費税は、おおむね消費税8%でご案内しています。

 食品添加物は、原料によっては10%の消費税で仕入れるものもあります。包材・送料も10%になりますが、弊社では例外を除いて消費税8%で販売したいと思います。たいていの食品添加物は複数の原料を混合して作っていますので、消費税8%と10%の両方の原料が混合されていても価格を変更するのは難しくなるためです。

 合成色素では、食品添加物グレードと工業用グレードの2種類があり、工業用グレードの方が安価になりますが、工業用は10%の消費税になります。

 

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酸味料

2019年09月18日 | 日記

 酸味料とは、クエン酸・酢酸・リンゴ酸・酒石酸・フマル酸・乳酸・アスコルビン酸などのpHが酸性の物質です。

 果物に多く含まれるクエン酸などは爽快な酸味があり、キャンディなどの味付けに使用されますが、他の酸味料も含めて日持ち向上の目的でも使用されることがあります。

 たとえば、酢の物に使われる酢の主成分「酢酸」は、昔から防腐効果が高いことが知られておりますし、乳酸などは低温チルド商品で発生しやすい乳酸菌を抑えます。キムチは乳酸菌がふくまれていますが、乳酸を少し入れると発酵が進みませんので、長時間の保管によって発酵しすぎて酸っぱくなるのを抑える効果もあるようです。ただ、別の菌の問題で味が変わる場合は乳酸以外で検討する必要があるかもしれません。

 ペットボトルのお茶に入っているビタミンCは、味付けではなく変色防止の目的で添加されています。おそらく少量で効果が出るかと思いますが、酸化防止(変色防止)で惣菜・飲料の味が変わって問題が出る場合、ローズマリー抽出物など別のものをお勧めする場合もございます。

 

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梅ドリンク

2019年09月06日 | 日記

 梅製品の取扱い、始めました。

 梅で一番身近な食品と言えば、梅干し・梅酒かと思います。梅干しは農家の方が天日で干されるため手間が掛かりますが、弊社が扱っているものは主に加工食品用に使える梅加工品になります。

 100%梅果汁は、梅の実をそのまま絞ったもので、ドリンクに使用できます。18Lの缶入りですが、常温品と冷凍品があります。もし18Lの量を使いきれそうにない場合、5倍濃縮した果汁は1kgパックになっていますので、保管スペース・使用量が少なく出来るかと思います。

 その他、1kgパックとして、梅ピューレ・梅果汁粉末・梅エキス・梅エキス粉末などがあります。製品の用途によって、使い分けると色々面白い食品が出来上がると思います。

 

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