ハンバーガーなどに使用されているソース(タレ)は、どちらかといえば濃厚で、複数の具材の味をまとめるためのものだと思います。
ソースは煮詰めると濃度を濃くすることが出来ますが、さっぱりした味のソースを作りたい場合、とろみが付かないことが多いです。
ドレッシングによく使用される増粘剤として、キサンタンガム(粉末)があります。キサンタンガムを添加すると、ソース・ドレッシングなどの液体に粘度がつきます。ドレッシングに入っている油と水分を乳化(水と油を均一に混合)させる効果もあり、温度変化によって効果が落ちにくいため冷凍も可能です。
粘りのある食感は、舌・口中に食物が接触する時間を長くするので味覚の増強効果も期待できますし、食材どうしをまとめる役割も持っていると思います。ただし、キサンタンガムは天然物(豆から作られる)ですので、虫喰いが起こらないよう袋の口を密閉し冷暗所に保管してください。
弊社ホームページ http://www.sankou-shokai.co.jp/