お好み焼き店に、お伺いする機会があった。
お店では、モダン焼き用の中華麺を作っていて、焼きそばも提供している。
弊社担当K「こんにちは。」
店長さんは奥で、イカをさばいてカットされていた。
弊社担当K「いつもお世話になります。お買い上げいただいている液体かんすいですが、仕様を変えたいんです。。。」
店長「味が変わるの? どう変わるんだろう?」
弊社担当K「お使いいただいているかんすいの濃度が、今は35度なんですが、今度は30度に濃度が少し薄くなります。」
液体かんすいで一番濃い濃度は35度の設定だ。30度・35度など色々な濃度の液体かんすいを作ってきたけれど、本当は35度のかんすいは作るのが一番難しい。かんすいの比重が法律で決められていて、比重の値が最高限度ギリギリなのだ。濃度を下げて、その分価格を安く設定して、お願いしに来たのが今日の目的。。。。
弊社担当K「薄くなった分以上に、価格を安くしています。原料の配合比は同じですので、麺の出来は変わらないです。ただ、今までよりも、少しかんすいを多く入れていただく必要があります。」
店長「いつもは、このポリバケツに、かんすい200cc入れて、後は黒く印のついている線のところまで水を張って捏ね水にしているよ。」
電卓をはじいて計算してみる。200÷30×35=233.3333・・・・
弊社担当K「新しいかんすいの場合でしたら、235cc入れて、後は同じように線のところまで水を張ってください。そうすれば同じになります。」
計算、合っているかな? 後で何度も電卓をはじいて確かめてみる。結果、お客様も少しコストが下がったので良かった。今度、商談でなく、モダン焼を食べに来よう。。。
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