食品添加物メーカーは、日持ち向上・酸化防止など、ある目的を想定して食品添加物を製造し、販売しています。
そして、目的に沿って作られた食品添加物は、製剤(複数の成分を混合したもの)が多いですが、これは相乗効果を期待して作られたものです。逆に、製剤でなく1つの成分で出来たものは、より広い範囲の利用方法があります。
たとえば、クエン酸は菓子(キャンデー・氷菓)などの酸味付け・食品のpH調整などの他、洗浄剤に添加すると洗浄効果が高まる場合もあります。糖類は甘味に用いられますが、餃子の皮の生地に少量練り込むと皮の乾燥を防ぎますし、デンプンの老化を抑える効果もあります。
もし、お客様にご紹介した食品添加物のパンフレットに、お客様の使用目的が記載されていない場合は、弊社が経験上お勧めしている、あるいはメーカーが想定していない使用方法になります。
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