史書から読み解く日本史

歴史に謎なんてない。全て史書に書いてある。

記紀神話:高千穂

2020-03-20 | 記紀神話
高千穂峡(高千穂町HPより)木花咲耶姫と三子高千穂に到ったニニギは、現地の山祇の娘の木花咲耶姫を見初めて、彼女を妻に迎えます。舅に当たるヤマツミは、海の神ワタツミと並んで本来は単に山の神という意味であり、神を人に直してこれを山の首長と解すれば、新たな土地へ入植した農耕民が、在地の先住民と姻戚関係を結ぶことで、開発を平和裏に進めようとしたものと思われます。平安時代以降の武士の社会でも、都から天下って . . . 本文を読む