東征の完了 2020-06-16 | 古代日本史 磯城攻略中洲(奈良盆地)討入りの前哨戦で宇陀を平定した神武帝は、次いで磯城に兵を進めようとしました。宇陀の西側に隣接する磯城は、奈良盆地の南東側の入口に当たり、中洲攻略のためには避けて通れない土地です。しかし『日本書紀』によると、神武帝が宇陀の高倉山の頂から国中を眺めてみると、国見丘の上に八十梟帥(やそたける)がおり、男坂には男軍を置き、女坂には女軍を置き、墨坂にはおこし炭を置いていました。また磯 . . . 本文を読む