山遊花

福岡発、山歩きと野の花の記録です。

平治岳 (東尾根コース) と花散策

2017-08-13 15:57:59 | 九州の山

8月12日 (土) 曇り時々山は小雨 午後から晴れる

 

久しぶり九重へ行ってきました。

あまり日なたは歩きたくないので、男池の森から歩こうかと。それでまだ登ったことが無いコースはないかなと無い知恵を絞ってひねり出たのが、平治岳の東尾根。山頂までずっと樹林帯歩きなのでいいかな?と

7:10男池~東尾根取り付き8:22~山頂9:41~大戸越10:47 ~男池12:10     5時間(休憩含む)

おいちゃんがもう開店準備していたので、挨拶してからスタート

晴れの予報だが山頂方面にはガスがかかり、夏の山の天気は予報があてにならんなあ!

今の時期、オオキツネノカミソリが見頃

パワーの木に立ち寄って

緑に癒されつつ登って行く。

花もそこそこと

ソババッケ手前の東尾根取り付きからは、最初だけ緩やかだが後はなかなかの急登が続いていく。

踏み跡はしっかりと~!つきすぎて、黒ボク土が滑る滑る

ペースを守って、ゆっくりと休憩を入れながら登る。我々夫婦のペースは大方決まっていて、1時間当たり標高差400mなので、1時間半を切るぐらいかな?と思っていたら、此処の標高差550mに1時間20分だった。

懐かしい花があらわれだした。ツクシコウモリソウ

まだ蕾だったが~

大船の東尾根にも同じようにあるので、山頂が近いことを知る。

北尾根コースと合流するとすぐに山頂。先着は若者二人組だけ

ガスでがす  (+_+)

三俣と大船を千里眼で~~

きっと、こんな感じ~(^o^)

シモツケソウやイヨフウロが見頃で迎えてくれた。

雨も降りだしたので、昼食は大戸越でとることにして、直ぐに下山する

下山道にもいろいろと花が見られる(他で撮影したのも混ざってます)

フクオウソウ、ワレモコウは今からですね。

 

男池が近づくにつれ雨も上がり、天候回復の気配。

下山時間がお昼ちょっと過ぎでしたのであと一か所気になる所へ、花散策に

まずは、花ではありませんが、面白いキノコ

サンコタケ、ベニナギナタタケ

クチベニタケ、タマゴタケ

ソバナが優しい

アオフタバラン  咲き始めです。

シャクジョウソウ  こちらは終焉

ジンバイソウ   こちらはたくさん見ましたが、やはり咲き始め

 

 

今回のお目当て、ハクウンラン

最初のところでは終わりがけでしたが、結構な大株を発見(でも10㎝足らず)

もう一か所では、時間をかけて丹念に探すと5~6株見つかる。

ちょうど見頃で嬉しい!でも森の中、太陽は出ていませんので、暗く、カメラ機能の顕微鏡モード(測光付き撮影)でパチリと

 

米粒ぐらいの小さな花ですが、ちゃんと蘭なんですね。

 


久しぶりのホームグランド 三郡山 と花散策

2017-08-12 18:44:03 | 福岡県の山

8月11日 (金)山の日 山は曇り

前回登ったのが、4月30日。久しぶりに三郡山系を歩きました。
お目当ては私が三カ所知っているイワタバコを見ること。縦走路のコバノギボウシに癒されたいと~~
英彦山などの大群生ではないのですが、福岡都市圏で見られるのはここだけ?なので一年に一度は訪れています。
前日の雨が結構ひどかったのか、登山路は結構濡れていましたが、水場の温度計は20℃と、涼しい山歩きを楽しむことができました。

 

 

6時半の駐車場はガラガラ。帰ってくる頃には凄い混雑(バーベキューのメッカなので)なのでしょうね。昭和の森でも標高低いので結構暑いのですが~~。皆さんお好きで^^; 

だごしゃん道を登って行くと、ガマ会長が! 白カビが吹いたようなカミキリムシは初めて見ました。

 

縦走路に上がる手前ではガスと光の競演 

山頂ではお二人だけいらっしゃいました。 ガスっていて展望なし。 おにぎり一個とおやつを食べて下山 

それでは今日のお花たち。イワタバコが本命ですが三カ所で見たので。

まずは一か所目のイワタバコ ここは春に見つけた登山道から離れた場所なので、ひょっとしたら知ってるのは私だけかも~ しっかり咲いてましたよ。

今日一のイワタバコ 

 

今年も縦走路のコバノギボウシがたくさん咲いてました。 ここのは大好きな色合いなんです。

ヤマジノホトトギス

山頂広場を飾る花

オトギリソウ、オミナエシ

         、クルマバナ?

縦走路のミヤマウズラはようやく花穂が立ち上がったところでした。

ヒナノウスツボはいつみても可愛い 

下山が早かったので、午後から場所を変えて花散策

クサアジサイのピンクがとても綺麗です。

オオハンゲ、ミズタビラコ

?? ヒナノシャクジョウ  、ヌスビトハギ

狙っていた花には残念ながら出会えず。

でもこんな花に出合えたので良しとしときましょう!

 


北海道の四日目は

2017-08-08 20:26:58 | 日常

7月29日 (土) 晴れ

今日は晴れました~^_^;

昨日と入れ替わってくれたらねえと思いながら、札幌へ戻ります。

寄り道しながらぼちぼちと

京極の湧水

羊蹄山からの伏流水がこんこんと湧き出ていて九重の御池の規模を大きくした感じ

冷たくておいしい水でした。

中山峠で羊蹄山とお別れして下って行くと定山渓。温泉街で、定山渓ダムに立ち寄ってから、札幌入り

観光など無縁のポンちゃんですが、此処だけ行きたかった!

大倉山ジャンプ競技場。上から見るとそれはもう!

札幌の街に向かって飛んでけ~!て感じです。

ちょうどお昼だったのでここのレストランで昼食

スープカレーとジンギスカンを(味はともかく一応食べたよね^^;)

続いて宮の森シャンツェ

札幌オリンピック、日の丸飛行隊の記念碑がありました。

小学校6年の卒業アルバムに載ってましたねえ!懐かしい

向こう正面のyamanokaki審判から「中学のアルバムでは?!」と物言いがつき、Google判定の結果中学のアルバムと判明致しました。 失言の責任をとりまして、大臣の職を辞す事に致しました。関係の皆様にご迷惑おかけし深くお詫び申し上げます。(^-^) ナンテネ!!

ホテルに入って、お土産を買いに行き、夜は会食。

ススキのの夜は更けてゆくのでありました。

色っぽい話は一切ナッシング~~!でした。(あたりまえか?)

 

翌日は、遅く起きてゆっくりと~

観光に興味のないポンちゃん山から下りたら何もすることないもんねえ!

暑いけど、やはり福岡が落ち着きますね。

慣れない遠征は大変でした。旅慣れた風来坊さんのようにスマートな遠征ができるようにはとてもなれそうにありません。(爆)

 


脊振をちょこっと

2017-08-07 19:38:50 | 福岡県の山

8月6日 (日) 曇り 台風の影響はわずか

昨日は、町内会の夏祭り。朝から準備。終わってから会社で仕事、少し早退して夕方から夏祭り本番がありました。

それにしても暑い一日でしたねえ。福岡では最高気温が38℃もあり、インフルエンザでもない限り出ない体温ですよねえ^^;

そして今朝はあとかたずけがあり、風来坊さんのお誘いにはフルコースで乗れず、途中から合流とさせていただきました。

9時半、椎原の登山口をスタート。ゆっくり汗をかかないように歩きますが、アブやブヨがまとわりつきタオルで掃いながら行くと、もう汗びっしょり!

ヌスビトハギがちょうど見ごろ。優しい白とピンクの花ですがとても好きな花。でもピンボケばかり~~

オオキツネノカミソリも少しづつ咲き始め(水無より2~3週遅い)

まだ花傷みが無いのでとてもきれいな状態

でもまだまだこれから盆明けまで楽しめるでしょうね。

登る途中で思ったより早く風来坊さんと、タクさんが降りて来られました。

タクさんとは初めてお会いします。以前から何度もブログを拝見させていただいていたので、同郷では?と思っていましたが、やはりそうでした。

オリジナリティに富んだ山歩きをやられていて、私など足元にも及ばない方です。お会いでき光栄でした。

少し、ふるさとの山や学校の事など話しができとても良い時間でした。

でも、故郷烏帽子岳の昔登っていた登山道については、タクさんも今はもう登山道自体わからなくなってしまっているようだと、私と同じ見解で

「故郷の、山はあれども、道は無し」

幼いころ歓迎遠足などで登り、幼友達と親子池の畔まで登って、ご飯を炊いて食べたりした、遠い記憶はもう心の中だけにしっかりとしまっておくしかないようです。

烏帽子岳、大展望のある良い山です。今は山頂付近に道路が整備され登山道もあまり魅力的とは言えないかもしれませんが、補って余りある山頂と思っています(手前味噌ですが)深田久弥さんだって、荒島岳を入れてますもんね

山馬鹿さんも隣りの校区出身ですので、いつか三人同盟を結べる日が来るかもしれません(期待)

閑話休題

オニコナスビ目当てでしたが、見つかったのはわずかでした。(それも自分では見つけられず、後続の女性が見つけたものを教えて頂きました。)

タクさんが見つけた、ヤマホトトギス

これは別嬪でした

ヤマトウバナ、トチバニンジン

ヤマジオウ,  ?


後方羊蹄山

2017-08-02 21:04:31 | 九州以外の山

7月28日 (金) 小雨

夜中に降り出した雨はなかなか止まず朝までずっと残っていた。(+_+)

午前5時前に起きて、洗面、朝食の弁当を貰ってペンションを後にする。(この時袋の中を確認しなかったのが大失敗)

近くのローソンで飲み物や行動食を調達して登山口へ向かう。6時過ぎ登山口到着。

朝ごはんを食べて準備をしようとすると、袋の中に弁当が三つ…??一個多い??

人の分まで持ってきてしまった~~!ペンションに電話して一個返却に比羅夫駅で待ち合わせして持っていく。

なんだかんだで出発は午前7時ごろになってしまった。

小雨はずっと降り続いているのでレインの上を羽織り登山届をかいて出発する。

「雨が上がってくれればなあ?」と思いつつ、緩やかな登山道を歩いていく。

今日のコース

俱知安コース登山口7:00~9合目10:34~北山コース途中から引き返し避難小屋11:15~12:00~山頂13:00~登山口15:25

8時間25分(休憩含む)

キツリフネやズダヤクシュ(お初)などが見られる。

 エゾアジサイが今旬。九州のものより花が大きい。イケマ

??   ツルアジサイ

登りだすと暑くなり、レインを脱いで折り畳み傘を持って歩く。気があるところではほとんど雨は落ちてこないので助かる。

傘を持って歩いていたのは私たちだけだった。

今日も見たオオバノトンボソウ

風穴があったが、涼しい風はちょっとだけしか出てこなかった。

一合目、一合目半は撮り忘れ、6合目はプレートはなくマラソン大会のプレートを撮影していたが、帰りに良く見ると、岩に刻んであった。

登山口から山頂までの標高差が1600mほどあるのでこのプレートが休憩の良いタイミングになる。

ニセコアンヌプリの標高より高くなったかな?

 ヤマハハコ以外判らず~

右下はヨツバムグラ

ベニバナイチヤクソウ発見!花はもう終盤だったが嬉しい(お初)

タカネニガナ咲く登山道をエッチラオッチラ!下はアキノキリンソウかな?

それにしても登り甲斐ある山だよ~~!

シマリス見っけ~~!メチャ可愛い!イワオトギリと?

標高が上がり、ハイマツ地帯をすぎると、チシマフウロが出てきた。(お初)

クルマユリ 九州のコオニユリとノヒメユリを足して二で割ったような花

ウラジロタデは大群生

 

9合目で振り向くと大展望は広がっていた。(ここまで3時間半)

とりあえず北山コースに向かうが、ちょっとカミさんがバテ気味でこのまま進むと雨で休憩するポイントももうないので、急がば回れでいったん避難小屋へ行って昼食休憩をとることにする。

 

 11:15~12:00山小屋で休憩

ここは、有人の避難小屋であり、休憩は一人300円、宿泊は1000円必要です。水食料やごみはすべて個人の責任で持ち込み持ち帰りということです。

濡れた服を乾かし、お弁当を食べて、管理人さんとおしゃべりする。雨がずっと降り続いているので周回はやめて、遠回りのようだが北山コースからのピストンが安全ですよとアドバイスをもらい再出発

小屋前に咲くエゾカンゾウ

少し雨も小降りになってきた。

昨日も見たイワブクロやイワギキョウを楽しみながら

 

ウコンウツギ、リンネソウとの事でした。、ナガバキタアザミ

エゾノツガザクラ(花後)、マルバシモツケ

お釜の縁の登りあがる。

北山は目の前、風と雨がまだ強い。

京極ピークへ向かうと次第に雨が上がってきた。

13:00 山頂に到着。

登り甲斐のある山でしたねえ!

 

下山にかかると、雨が上がり、一瞬ガスがとれた

大きな火口だ

 

花を楽しみながら降りて行こう。

ウメバチソウがもう咲いていた。9合目から上では高山で言う、お花畑を経験できたのが嬉しかった。

コケモモ

右下はサマニヨモギ

また降り出した雨ではあったが大降りせず、風もあまりなかったのが幸いでした。

下りは例の調子で飛ばす飛ばす。

15:25 登山口

登り甲斐も、下り甲斐もある良い山でしたね。まだ花も見れなかったものも多かったが、この条件の中では健闘したかな?と

下山後は、今日の宿へ(民宿なかやま) ここは蕎麦屋さんで民宿もやっているというお店。食事対応とも、ホテル、ペンションなどよりお落ち着く山登りにはぴったりの宿でした。