山遊花

福岡発、山歩きと野の花の記録です。

立花山を懐かしいルートで

2018-02-25 19:24:18 | 福岡県の山

2月25日 (日) 小雨

山歩きを本格的に始める前、丁度子供たちも中学位になり結構日曜日が時間が取れるようになったが、当時ソフトボールはやっていたものの、家内と一緒に何かやることがほとんどなかったので、ハイキング程度のレクレーションとして時々立花山に来ていた。

しかし、登山用具など何も持たずジョギングシューズで登りにかかると少し登っただけで息が切れ、休憩を何度もとりやっとの思いで山頂に到着するといったあんばいであった。今思えばまるで体力無かったですね~^^;

子育てが終了して、山歩きを始め師匠に出会い、山歩きの基本から教えて頂き何とか人並みには歩けるのかな?と思えるレベルまで来ましたが、まだまだ勉強ですね

小雨の日曜、家内も休みだったが、天気予報が芳しくなかったので山歩きはあきらめていたところでしたが、朝起きてみると意外に小雨、今日一日あんまり、崩れなさそうなので久しぶりに昔登ってた立花山のコースを歩いてみようと思い立ち、行ってみました。

最近は、下原から登ることが多いのですが昔は、立花口から登っていましたので、そちらを選択

六所神社の駐車場からスタートします。他にも駐車場がありますが、ここだけトイレがあります。

今日のルートは YAMAP へ

まずは六所神社にお参りしてから~

ここには天然記念物になってるデッカイ、カゴノキがあります。

西山山系と合わせても最大かと?

登山口までは民家を縫うように歩いていきます。

初めて見たフウトウカズラ

 

博多地鶏の鶏舎の横を通り、登山口へ

元気なちびっこが走って下ってきてました。お母さんはずっと後からのんびりと~でした。

犬鳴山で、大量に見るこの葉の名前がやっとわかりました。クリハランというようです。

葉の裏に茶色のブツブツが~

のんびり歩いて、早々このあたりでも休憩したよねえ~!「そだね~」との返事はありませんでした^^;

屏風岩を曲がると山頂はすぐそこ

あっけなく山頂。昔のきつかったのはなんだったのでしょう??

意外のも多くの登山者が

けぶっていて展望は良くありませんね

下山は、周回にしたかったので、樟の原始林周回路へ

ここにも樟の大木があるのですが、今は名前がついてました。

この周回路がいいんですよね

癒される~~

屏風岩分岐から、大クスへ

流石の貫禄です

こちらは、バクチノキ

名前がねえ(ちなみに私博打は致しません)

分岐に戻り、ここからは初めてのルート

馬場跡を経て、名前の特徴的な大一足、小一足へ

馬場跡は、射撃の訓練をしていたとの事ですが、この椅子はなんでしょうか?

夜な夜な落ち武者の会議が行われていたりして^^;

下って登って、大一足

大があれば小もあるわけで

下山は、イノシシ新道で日曜市方面へ

これが素敵な下りでしたよ。転げるように~~

車道をしばらくでゴール

何はともあれ少しでも歩いてよかった。

 

 

下は一年前の記事です。良かったら~

 
昭和の森から宝満山 ホソバナコバイモはまだか?
2月25日 (土) 曇り時々晴れ仕事の関係で、急遽休みになった。さてと、…どこか登りましょ。とりあえず、久しぶりの三郡山系へ。スプリングエフェメラルを探しに行ってみよう......
 

 


宝満山と散策

2018-02-25 15:44:42 | 福岡県の山

2月24日 (土) 晴れ

今日は宝満山へ

今年初めてかな?

春めいてきて、すっかり静かになった昭和の森を出発

久しぶり、宇美新道を登ってみよう。

河原谷コースの林道をいき、右手に宇美新道の分岐。沢を渡って行くと右手にため池があり左が登山口

序盤は小さな流れ沿いに歩き、岩場に突き当たると右手の尾根へ。

(最初ここに来た時、右手の踏み分けに気づかず岩場を乗り越え尾根を直登したなあ!などと思いだしながら、~)

宇美新道の核心部はこの尾根の取り付きからいきなり始まる。ロープの急登がエンジンのかからないからだに堪えます。

ルートはYAMAP

登山路にはこんな、お願い!が

懐かしい腰掛(急登が一段落したところに置いてあります)もう汗ブルブル!

兎道に出会うと、楽な勾配に

山頂直下まで90分ほど

今日は、羅漢道でいったん捲いて正面道へ回り込みます。

羅漢道の下りは日陰のため、小さな氷瀑が何か所かできていました。

左下の微妙につながった氷柱、見えますか?

 

遠望の岩から見上げる岩壁

10倍ぐらいに拡大すると小積ダキかな?^^;

正面道に合流し、山頂へ向かい、初めての竈岩に寄り道してみた。

 

良い景色!

また登山道に戻ったところ、膝サポーターをした山ガールと遭遇

気になって尋ねると、右膝の痛みに苦しんでいるそう。膝には古傷を持つ身なので話しながら山頂へ。

日田からお越しの看護師さん頑張ってね!

上宮でお参りしてお別れ

人の多い山頂はスルーしてすぐに仏頂山へ向かいます

 

下山は、河原谷コース

大氷柱によってみるとまだ残ってました。だいぶ崩落してるようで50メートルほど下の難所が滝へのルートにまで二抱え程もありそうな氷の塊が落ちてます。こんなのに直撃されたら一巻の終わりですわ~(@_@;)

こちらは小氷柱

こっちの方が良い状態ですね(日当たり悪いからかな)

今日のお目当ての花はまだまだ、芽も確認できませんでしたがイチヤクソウとミヤマウズラの群落を見っけ

下山後、蕎麦を食べに宇美町の「松本」へ

十割蕎麦大盛りでやっと満足(一人前がちょっと少ないんです)

ツユは、甘辛に種類が選べ、ポンは甘口で、ワサビはおろし立てが、香りがいいです。

昼食後、四王寺へ花散策

ツクシショウジョウバカマ開き始めてました。

セリバオウレンは満開状態

 

去年より増えてますね。

堪能!!

 

 

 

 


寝太郎山から大目配山へ

2018-02-20 20:51:36 | 福岡県の山

2月18日 (日) 晴れ

風来坊さん発見、ポンちゃん企画の山歩きです。

山友の寝太郎さんhttp://netarouyama.at.webry.info/ (URLに注目!)
が、昨年秋に関東へ転勤になった。今年になって、風来坊さんが、「寝太郎山とういう山が古賀にあるよ!」と教えてくれた。
これはも行くしかない!
峰入り古道を一緒に歩いた山仲間にも声をかけ、「今は無き(亡きではないのね!そこんとこよろしく!)寝太郎さんを偲ぶ登山」を計画しました。こういう計画になると燃えるポンちゃん。
準備万端整えて~!
8時前には全員集合!
まずは今年喜寿を迎えられた俊ちゃんのお祝いをして、古賀ダムに移動。
お天気に恵まれ、みんなでワイワイしゃべりながら歩きだします。
第一のピークが今日のメインのピーク、寝太郎山
皆さんに、「案山子」の歌詞を持ってもらってパチリ!最後の方は若干歌詞が違う?(笑)
前回の調査登山の時に比べ気持ちよい尾根歩きで、なんだか今日は楽だなあ!
そんなこんな、徐々にアップダウンも効いてきて疲れが出るころ大目配山到着
薬王寺峠からは二手に分かれ行動
楽しい一日を過ごすことができました。

寝太郎さんブログの表紙写真

古賀ダムを出発

天気最高!みんなニコニコ

寝太郎山への登り

案山子の歌詞を仕込んでみました。

笑ってね!

 

ここからあとは下見登山と一緒の行程

風来坊さんの三市町境立ち~

 

 

激下りで薬王寺峠へ

薬王寺峠からは、アップダウンがより厳しくなるのよねえ。

この坂はきつい!ベタ踏み坂

ここからやっと下りですが、一度ルートを外し、登り返しさせてしまいました。皆さんの目線が痛いポンちゃんでありました。^^;

許してちょんまげ

もう一つのイベント

俊ちゃんの喜寿祝

まだまだ登るバイ!と鼻息荒く~~!

私が77歳の時は俊ちゃんみたいに歩いていたいなあ!目標です!

とても楽しい一日でした。

展望のほとんどない山でしたが、すぐ後ろから歩いてくるひげさんが時折「あ~、いい登山道やなあ!」と独り言のように言っていただいたことが、ご褒美でした。

楽しい一日、皆さん有り難うございました。


昭和の森から、いろいろと八の字コースで

2018-02-19 20:19:17 | 福岡県の山

2月17日 (土) 晴れ

久しぶり、いい天気に恵まれました!

2月は仕事が暇で、土曜日の休みが多く

山に行くチャンスも多くとれました。

今日は、三郡山系で未踏のルートを歩いてみようと考えましたが、残っているのは筑豊側からのルートだけなのですが、わざわざ迂回して登山口まで行く気にもならず、尾根を越えて下ってみることにした。

8時前昭和の森、上の駐車場をスタート

内が畑コースへ

三郡山系でも、緩やかな尾根沿いの歩きやすいコース。お天気最高!気持ちよか!

ゆっくりと歩いて一時間ほどで縦走路へ

砥石山側に少し歩いて、内住峡ルートの分岐を右折

最初は小尾根を下り一気に谷へ

雪の残る沢を下って行く

一旦林道を横切り、再び沢歩き

ここからの沢は素晴らしい!

水美しく、大きな滝壺は、綺麗なポットホールを作っている

しかし、間伐が行われていて、切り倒した木が沢に横たわって歩きにくいのなんの

大方下ったところで、小河内コースへと登り返す。(二重テープ)

以前は標識があったらしいのだが、今回は探しても見当たらなかった。

尾根に上がると、こちらは長年踏まれた綺麗な登山道。

気持ちよく歩けますねえ。

景色の良いところで一休み

少し登ると、先ほど横切った林道の行き止まりに出た。

ここからは植林帯の登り。

動物の足跡があったが、どんな生き物なのか??

縦走路手前には、ショウジョウバカマの群落が

縦走路に出ると、陽だまりになっており、登山道わきでおにぎりを頂く。思ったより時間がかからなかったので、下山は砥石山から直登コースで下ることにする。

前砥石手前で、お二人を追い越したとき少しお話しすると、直登コースを下山されるとの事だった。

ルートを聞かれたが、分岐が二回あり地図も持っていらっしゃらなかったので、説明も難しく、一緒に下山することとなった。

素晴らしい天気。前砥石山頂でゆっくりする

ご婦人二人とゆっくり下山

なかなか立派なコクランの大株でしたねえ

5時間半ほどの周回。

気持ちよい一日でした。

帰宅後フィギュアスケートの応援

素晴らしい結果に満足満足!


山はお休み(爺婆の手習い)

2018-02-12 20:14:31 | 日常

2月11日 (日) 雪

生まれて初めてのスキーに行ってきました。^^;

今年の初めに、家内から

「一度スキーをやってみたいのよね…」

孫が居る様なじいちゃんばあちゃんが、チャレンジするには恥ずかしくもあったのですが、年を取ってくると面の皮が厚くなってくるのか?

「まあ、一回なら行ってみよか?」

 

10日午後10時半、博多駅バスターミナルから、ツアーバスに乗り込み一路、芸北国際へ~~

まわりは若い人ばかり~、場違いな~~?

でも、面の皮は厚いもんね~(笑)

午前6時半到着。

ツアーカウンターで、手続き、レンタルのスキーを借りて、レストラン(食堂と言った方が適切か?)のおじちゃんに

「朝ごはん食べれる?」 (ここでも図々しい)^^;

おじちゃん 「まだやってないけど、ご飯とみそ汁ぐらいなら出せるよ」

ご飯とみそ汁、温泉卵の朝ごはんで落ち着く~(^o^)

食後にコーヒーまでサービスしてもらってありがたや~~

 

今日は、前もって予約していた、初心者講習を午前中3時間ほど受けて、なんとかボーゲンなっと滑れるように頑張る所存 (^^ゞ

8時半から、まず一時間コーチを受ける。(先生一人に我々夫婦だけ)

丁寧に、スキーの履き方、歩き方から登り方、ボーゲンでのゆっくりとしたすべり方、曲り方などマンツー、twoマンで教えてもらう。

スキーの板が思ったよりも重たく、登るのがきつい~

下るのはあっという間~(^_^;)

やっぱり、この歳になると頭と体の動きが一致しませんね~

なかなかコーチの言うとおり体だ動きません。

でも、山登りで鍛えた体力だけはあるので何度も何度もチャレンジ~~

一時間やって、30分休憩

10時からあと二時間、今度は若い女性二名も加わって(喜)の講習(マンツー、fourマンね)

頑張りました~~
 
最後はリフトに乗って、緩やかコースをコーチと下って、何度かころび、何度も笑って、あっという間の午前中でした。
 
 
昼食後は、個人でいろいろやりたかったのですが、ブーツにあたるくるぶし(私、人よりちょっと出ている)が痛み、二三回練習してお仕舞にしようと
 
カミさんも結構頑張りましたが、やはり足が痛いようで1時半ごろにはブーツを脱いでお疲れ様~
 
結構疲れましたねえ~
 
山歩きなら楽なんですが~~(笑)
 
午後4時前にバスが出て、博多に午後9時到着。
 
結構疲れましたが、まあ良い経験だったかな~~?
 
 
 
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山友さんから、「凄い山の番組があったよ~!」「ぜひ見て見て!」
 
と教えて頂いた番組の再放送を録画してしたので、ゆっくりと見た。
 
シスパーレ
 
アルピニスト、平出和也さんが中島健朗さんをパートナーとして4回目の挑戦でやっとピークに立った、山の記録です。
 
山中でのほとんどの映像は、登山者自らが撮影しながらというもので、リアルな緊張感がマッポシ伝わってくる凄い番組でした。
ケンロウさんが滑落したシーンはドキドキでした。
 
家族のこと、亡くなった、山仲間の事、テント内の生活、もろもろ、飾らない正直な人柄も好ましく
 
平出さんの山行きのスタイルは未踏ルートを探し出して、最短最軽量の装備で登るというもので、死とは隣りあわせの様な厳しい山登りですが、それだけに危機管理能力が素晴らしく、わずかな雪煙で雪崩を回避したりする場面は、研ぎ澄まされた凄い反射神経でしたね。
 
また、パートナーのケンロウさんの(傍目ですが)、穏やかな顔立ちが、厳しい山の中で少しゆとりを持たせてくれたような、?そんな人柄を感じましたね。
 
 
とにかく、面白いドキュメンタリー登山。
 
良かった~~