3月4日 (日) 晴れ 気温も高く~
週半ばまでは日曜の天気は芳しくなかったので、何とも計画のしようもなかったのだが~
土曜になり予報が一転、絶好の登山日和になりそうだ
なんとなく香春岳に行こうかと思っていたのだが、急遽変更
久住へ行ってみることにした
登山コースは、人の多い牧ノ戸からではなく、南面の赤川から登ってみよう。
南側のこのコースは、登り始めはは樹林帯、見上げる久住山がのしかかるように見え、阿蘇を背にして登る好きなシチュエーション。
雪もずいぶんなくなっているだろうから、楽しめるだろう!
午前7時45分、赤川の登山口をスタート。車はまだ3台ほど
温泉の匂い漂う谷を登り始める。

葉を落とした木々の上に久住山がすっくと立っている。
馬酔木の花芽も少し膨らんできているようだ

今日は、空気が澄んでいて空蒼く、山々のスカイラインがハッキリクッキリ!
標高が少し上がって、休憩するとき振り返れば必ず、阿蘇がいる。
雪をわずかにまとった高岳、雲の薄絹がかかった、根子岳
展望が素晴らしい!

登山道は木段が新しく整備されており、足場はしっかりとしている。所々残雪が凍りついた場所もあるが歩くのに支障はない程度
久しぶり山歩きの家内は、「きつい、きつい」を連発だが、訓練訓練~
単独の時より、わずかにおとしたペースで引っ張っていく。

休憩した時の展望が御馳走で、疲れも吹っ飛ぶ!


お昼ご飯まで行動はアンダーシャツ一枚でちょうどよかった。

木段が終わると、最後は岩場の急登
ここまでくれば、疲れもぬけて

山頂は先客三名のみ、静かな山頂を堪能する。

ヨカ~~~!

御池へ回ってみると、まだ十分凍っていた。
まだ充分人が乗れるほどの厚みはあるようだ


池の小屋傍の日当たりの良いところで、昼食
しばらくのんびりとする。3月に薄着でゆっくり日向ぼっこできる幸せ…(^o^)
休憩後、白口別れまで下るが、ここが面白かった~
登山道の残雪に踏み込むとズボッと膝まで沈み、沈まない時もあり、キャッキャッ!騒ぎながら下る
スパッツをつけていなかったのでわずかに雪が靴に入ったが、温かいので特に冷たいとも思わず~~
白口別れから稲星山へ登り返し




相変わらず風の強い山頂で展望を楽しんだら稲星別れへ下って行く。
下山コースにがけ崩れが見えて通行できるかちょっと心配だったが、杞憂だった。
神明水から南登山道コースで下山する。
こちらは雪解けで、黒ボク土がぬかるんでおりかなり苦戦を強いられた。すべってころんで真っ黒県にはなりたくないもんねえ

根子見台(ねこみたいとは読みません)から
随分靄ってきたな
樹林帯に入ればもう一安心

猪鹿狼寺跡から少し下ると林道を横切り、赤川方面への分岐を右にとる
谷を渡り、尾根を捲きながら林道へ出ると赤川登山口は近い。

気持ちよかった山をもう一度見上げた。

丁度この日は野焼きが行われていた。

下山後某所で、お花散策を
福寿草も、ユキワリイチゲも咲き始めで痛みのない綺麗な状態
光を反射してまぶしいですねえ
男池のおいちゃんも撮影に来てましたのでご挨拶。




良いタイミングで来ることができました。
天気に感謝の一日でした。