山遊花

福岡発、山歩きと野の花の記録です。

脊振で思わぬ霧氷と、車谷で花散策

2018-03-18 15:37:56 | 福岡県の山

3月17日 (土) 晴れ

天気がよくなりそうなので、風来坊花予報士の満開予報を信じて背振へ行くことにしました。

午前8時過ぎ船石橋登山口を出発。横には風来坊さんの愛車が停まっていました。風来坊さんは小爪からのロング予定なので途中で出合えるかどうかは分かりませんが、ふもとから見た猟師岩山尾根の霧氷が気になり、予定を変えて鬼が鼻岩直登コースで行くことにしました。

気温が低く、汗もかかずに林道をすぎ、大滝を捲くと気持ちの良い林歩きです。ここが好きなんですよね。

急登を登り尾根に出ると北風が寒~い

 

鬼が鼻岩は無人。猟師岩山方面を見ると霧氷は見られなかったので、白く見えている唐人の舞方面へ

最高の縦走路ですねえ

椎原峠から登り返し、しばしで霧氷に巡り会えました。)^o^(

 

パチリパチリでなかなか足が進みません。

思わぬ霧氷に大満足!

 

雲仙、多良

英彦山まで綺麗です

矢筈峠近くの風の当たらないところで昼食。

車谷を下山。

マンサクはまあまあ綺麗でしたよ!

コチャルメルソウにもピントが何とか~

ニリンソウの千砂な蕾が膨らんできました。

お目当てのホソバナ君は、予報士の予報通り満開!流石です。

この一枚は、花は白とびでしたが光が綺麗に撮れました。

満開、満開!大満足

 

下山後、初御代桜に立ち寄って

地理始めでしたがまだまだ綺麗でした。

 

 

 


五家原岳から多良岳へ周回

2018-03-13 19:50:44 | 九州の山

 

 

3月11日 (日) 晴れ

経ヶ岳山系の尾根はひらがなの「つ」の字のような形で一番奥に黒木の登山口がある。
「つ」の描き始めは郡岳で東に向かい最高点の経ヶ岳南東に向きを変え金泉寺と多良岳、そこから南西へたどると五家原岳となる。一度で周回するとかなりきつそうだなあ!と思っていたので二回に分けたらどうだろうか?

 
土曜日に思いついて、風来坊さんに連絡するとOKの返事があり、今回は五家原から多良岳の縦走をすることになった。
当日はそよかぜさんも多良の予定だそうで途中出会えるか楽しみ!(風来坊さんの糸電話(笑)でつながりお会いできました!ありがとうございました!)
予定良い早く登山口に着いたので一時間早めにスタート
好天気に恵まれ、だいたい考えていたようなイメージで歩くことができ、楽ししみにしていたマンサクもバッチリで満足の一日となりました。

 

7時前、黒木の登山口をスタート

五家原岳登山口へ向かう

感じの良い沢をゆるりと登って行く。

 

横峰越に登りあがると一息

五家原岳へ向かう

ヨカ尾根ですバイ

山頂が見えてから意外と遠く~

 

展望よーし!

次のピーク中岳は、1000m

三角点はありません。

シャクナゲの蕾が多いですね。

西野越から金泉寺へ

昨日は、GT田中君が、宿泊したようですが、小屋番さんは、田中君のことご存じなかったようで~(^_^;)

金泉寺から多良岳へ

大木にパワーを頂き

国見岳へまずは立ちより、多良権現へ

今日はさすがに登山者が多いですねえ!

マンサクもここだけはほぼ咲きそろってました。

良いロケーションですねえ

昼食後前多良へ

そよかぜさん、待っていてくれてました~ (喜)

 

石仏のお顔が綺麗です。

 

下山は中山越から

天気、花、山友さんすべてに恵まれて、良い一日でした。

感謝!!

 

 

今日のお花です

コショウノキ、ジンチョウゲ、ホソバナコバイモは蕾でした。

サツマイナモリ

アケボノシュスラン(花後) 、クロフネサイシン?

ここへきたら必ず寄っておきたい場所へ!

セリバオウレン、素晴らしい咲きっぷりでした。

 

 

 

 


宝満山

2018-03-12 21:47:58 | 福岡県の山

3月10日 (土) 晴れ

夕べは平地では、氷雨が降っていた。天気予報では山沿いで雪ということだったが、果たして朝山を見ると白くなっている。

お天気も上々、山へ行こう!

昭和の森から見上げる仏頂山

河原谷コースはもうすぐ落ち椿ロードになる。

今日はウサギ道で宝満へ

小滝から宇美新道からの尾根道に合流、標高が上がると白いものが出てきた。

ブナが青空に映える

 

山頂からは、澄んだ空気越しに英彦山や背振の雪まで見えていた。

仏頂山経由、河原谷で下山

縦走路は名残雪が薄く積もっていて

駐車場に戻ると、お日様に照らされた梅の木からいい香りが

 

今日は気になるホソバナコバイモの開花状況を見に行ったのだが、まだまだ蕾でした。

氷の下で頑張って咲き始めてます。

 

 

里の方では、

四王寺ではツクシショウジョウバカマが咲き始めで、とても綺麗でした。


良い天気なので久住へ

2018-03-05 20:26:00 | 九州の山

3月4日 (日) 晴れ 気温も高く~

週半ばまでは日曜の天気は芳しくなかったので、何とも計画のしようもなかったのだが~

土曜になり予報が一転、絶好の登山日和になりそうだ

なんとなく香春岳に行こうかと思っていたのだが、急遽変更

久住へ行ってみることにした

登山コースは、人の多い牧ノ戸からではなく、南面の赤川から登ってみよう。

南側のこのコースは、登り始めはは樹林帯、見上げる久住山がのしかかるように見え、阿蘇を背にして登る好きなシチュエーション。

雪もずいぶんなくなっているだろうから、楽しめるだろう!

午前7時45分、赤川の登山口をスタート。車はまだ3台ほど

温泉の匂い漂う谷を登り始める。

 

葉を落とした木々の上に久住山がすっくと立っている。

馬酔木の花芽も少し膨らんできているようだ

 

今日は、空気が澄んでいて空蒼く、山々のスカイラインがハッキリクッキリ!

標高が少し上がって、休憩するとき振り返れば必ず、阿蘇がいる。

雪をわずかにまとった高岳、雲の薄絹がかかった、根子岳

展望が素晴らしい!

登山道は木段が新しく整備されており、足場はしっかりとしている。所々残雪が凍りついた場所もあるが歩くのに支障はない程度

久しぶり山歩きの家内は、「きつい、きつい」を連発だが、訓練訓練~

単独の時より、わずかにおとしたペースで引っ張っていく。

休憩した時の展望が御馳走で、疲れも吹っ飛ぶ!

 

 

お昼ご飯まで行動はアンダーシャツ一枚でちょうどよかった。

木段が終わると、最後は岩場の急登

ここまでくれば、疲れもぬけて

山頂は先客三名のみ、静かな山頂を堪能する。

 

ヨカ~~~!

御池へ回ってみると、まだ十分凍っていた。

まだ充分人が乗れるほどの厚みはあるようだ

 

池の小屋傍の日当たりの良いところで、昼食

しばらくのんびりとする。3月に薄着でゆっくり日向ぼっこできる幸せ…(^o^)

休憩後、白口別れまで下るが、ここが面白かった~

登山道の残雪に踏み込むとズボッと膝まで沈み、沈まない時もあり、キャッキャッ!騒ぎながら下る

スパッツをつけていなかったのでわずかに雪が靴に入ったが、温かいので特に冷たいとも思わず~~

白口別れから稲星山へ登り返し

 

 

 

相変わらず風の強い山頂で展望を楽しんだら稲星別れへ下って行く。

下山コースにがけ崩れが見えて通行できるかちょっと心配だったが、杞憂だった。

神明水から南登山道コースで下山する。

こちらは雪解けで、黒ボク土がぬかるんでおりかなり苦戦を強いられた。すべってころんで真っ黒県にはなりたくないもんねえ

根子見台(ねこみたいとは読みません)から

随分靄ってきたな

樹林帯に入ればもう一安心

 

猪鹿狼寺跡から少し下ると林道を横切り、赤川方面への分岐を右にとる

谷を渡り、尾根を捲きながら林道へ出ると赤川登山口は近い。

気持ちよかった山をもう一度見上げた。

丁度この日は野焼きが行われていた。

下山後某所で、お花散策を

福寿草も、ユキワリイチゲも咲き始めで痛みのない綺麗な状態

光を反射してまぶしいですねえ

男池のおいちゃんも撮影に来てましたのでご挨拶。

 

 

 

良いタイミングで来ることができました。

天気に感謝の一日でした。