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盧武鉉の考え 10.12.29配信

2011年01月05日 | 盧武鉉の考え
年末のものも載せておきます。

……………………

“拳骨ではなく、対話を通した安保をしよう”



勝っても占領できなければ何の意味がありますか?
占領しても支配することができなければ戦争を起こした意味がありますか?

そのような可能性がなければ、常識を持った人ならば戦争を開始しないでしょう。

ならば、勝つことのできない水準であれば良いのではありませんか。

一発殴ろうとしたら、二発殴り返される、腕を一つへし折ったら、自分の腕が二つ折れてしまうようなことだったら、正常な精神を持った人ならば戦いをしないのではありませんか。

…(中略)…

全てのことは、戦争や力で解決するのでなく、対話ですべきことなのです。

この対話の前提は、民主主義の基本原理である、相手方の存在を認定することと尊重することです。

相手方の意見が正しいこともあるという可能性を認めなければなりません。

私が間違えるという可能性を認めなければなりません。
これが哲学的に相対主義というものと違いますか?

一言で寛容という言葉と表現されることができますね。

寛容が対話の前提です。

対話を通じて南北問題を解いていくこと、拳骨を出す前に言葉で先に解決することが対話を通した安保ではないでしょうか?


-民主平和統一諮問会の第50次常任委員会(2006.12.21)


by maneappa


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