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MB開国功臣が政権終盤に‘道徳的没落’

2012年01月28日 | 南域内情勢

写真ー放送通信委員会場任命直後イ・ミョンバク大統領(右側)が2008年3月26日大統領府でチェ・シジュン放送通信委員長に任命状を授けた後懇談会へ行きながら笑っている。

★MB発足当初、KBS社長チョン・ヨンジュを背任行為で追放することに成功したチェ氏は、最近のチョン・ヨンジュ無罪判決を受け、辞意をほのめかしていたが…。N


                             MB開国功臣が政権終盤に‘道徳的没落’

                                    パク・ヨンファン記者yhpark@kyunghyang.com


チェ・シジュン放送通信委員長(75)の辞任はイ・ミョンバク政権の道徳的没落を象徴する。
側近不正が相次ぎ、政権創出の最後の核心功臣まで不名誉退場することになった。

チェ委員長は最近放送通信委員会に勤めた自身の核心側近が各種利権を取りまとめたという疑惑を受け入れた。 その上一部では国会議員らに金の封筒を回したという主張も提起された状態だ。 各種道徳性疑惑に見舞われた。

チェ委員長は27日辞退記者会見で、側近関連疑惑は‘不信と誤解’と主張したが、検察捜査は現在も進行形だ。
 大統領府はチェ委員長の辞退を直ちに受け入れ、後任者を選定するとして収拾を図ったが波紋は広がるばかり。


直ちに民主統合当たりキム・ジンピョ院内代表(65)は“‘部屋筒大軍’と呼ばれて総合編成チャネルに特典を与えるなど韓国言論市場を荒廃化させたチェ委員長の辞退は晩時の歎”としながら“辞退は当然で今は法的責任を負わなければならないだろう”と検察の徹底した追加調査を促した。

イ大統領の‘メント’と呼ばれたチェ委員長辞退は、2007年大統領選挙キャンプの最高意志決定機構であった6人会メンバーの急な衰退を見せる。
 
MBの兄イ・サンドク、パク・キテ国会議長、今回のチェ委員長など6人会構成員は‘開国功臣’らしく政権スタート以後にも主要ポストで政権を支えてきた。 だが、イ大統領の任期が1年ほど残った状況で、ぞろぞろと疑惑に包まれ力を失い、表舞台から退いている。

(※元老会メンバー、6選議員、国会議長パク・ヒテ議長(74)は、2008年全党大会金の封筒事件で検察の捜査線上に上がっている。  イ大統領の実兄で‘迎日大軍’と呼ばれたイ・サンドク議員(77)も補佐官が金銭疑惑で4月総選挙不出馬を宣言)

イ・ジェオ議員(67)はパク・クネ非常対策委員会がスタートすると、政治的に後陣に押された。

核心功臣‘王の男たち’を取り巻く不正と疑惑は絶えることがない。 現在までイ大統領の側近中各種不正にかかわったり疑惑を受けている人は16人に達する。

イ大統領は今年の新年演説で、側近不正に対し反省し徹底管理するとした。 だが、大統領周辺で溢れでる不正と疑惑は、もう管理水準を越えたという評価だ。

 それだけ政権の道徳性は地に落ち、イ大統領のレイムダックは日に日に深刻化している。


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