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★映画の爆発力に大法院が火消しに躍起だ。これはフィクションだと…。しかし国民の司法への不信、怒りは収まらない。映画の元になった事件は?
「折れた矢」は、5年前に世の中を騒がせた石弓テロ事件を扱った作品。
1995年にどんな事件が?
別名石弓テロ事件で呼ばれるこの事件は、当時成均館大学校数学科助教授であったキム・ミョンホ教授は、大学入試本試験で数学問題の誤りを指摘する。
教授として誤りがあったことを指摘したことだけで、キム・ミョンホ教授は懲戒処分される。
以後キム・ミョンホ教授は契約期間満了したと、教授地位を剥奪される。これに教授は、地位保障のために裁判所に提訴する。
しかし、敗訴!
これに従わないキム・ミョンホ教授は、当時担当判事の自宅前で石弓デモに及ぶ。この事件名が「石弓テロ事件」
石弓デモでも教授は、懲役4年の実刑を受けた。キム・ミョンホ教授は実刑を終わらせ、今年1月に出所。
映画では、キム・ミョンホ教授の役を俳優アン・ソンギが熱演、この事件を土台に映画は司法府を露骨ながらも真剣に批判をする。
映画を見れば鬱憤と共に重たい何かが胸を押さえつける。それは大韓民国国民ならば、誰もが共感するはず。
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