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アン・チョルス新党浮上すれば野党圏統合は‘墜落’

2011年12月08日 | 南域内情勢

来年12月の大統領選挙を展望するうえで、興味深い記事がありました。

もちろん、4月の国会議員選挙投票の際にも参考になるかと思います。

記事中、統合進歩政党(民主労働党・参与党、進歩新党脱党派)は12月5日に合意しています。

ハンナラ党 ・ 親朴政党、自由先進党などの保守系政党 ・ 民主党系新党(革新と統合が合流?) ・ 統合進歩新党 ぐらいが出そろうようですね。

 

by  maneappa

 

http://www.sisainlive.com/news/articleView.html?idxno=11790


“統合が捻じれれば? アン・チョルス新党浮上し、一緒に死ぬことだね”

アン・チョルス新党浮上すれば野党圏統合は‘墜落’


民主党は来年総選挙で1対1構図を作ってハンナラ党を審判すれば、韓・米FTAを再交渉することができると主張する。 だが‘アン・チョルス新党’が浮上すれば野党圏勢力が大きな打撃を受けることになるという調査結果が出た。

民主党は“来年総選挙でハンナラ党を審判して議会権力を取り戻してくれば韓・米FTAを再交渉することができる”という主張を前面に押し出す。 ハンナラ党と1対1の構図を作ることさえできるならば、この戦略は政治的に成立可能だ。 批准同意案が国会を通過した今野党圏から出る最も現実的な代案やはり、早期に‘1対1構図’を作って半分MB・反ハンナラ・反FTA単一戦線を設けようということだ。

問題は‘1対1構図作り’が簡単でないということだ。 民主党は親盧勢力が主軸の革新と統合、朴元淳ソウル市長を中心にする市民社会などとの統合議論で、内部論議にのっぴきならない羽目に陥って少し動くことができない局面だ。

批准同意案通過の次の日の11月23日、民主党中央委員会では孫鶴圭代表など指導部の統合推進をめぐって険悪な雰囲気が演出された。
民主党独自全党大会以後、統合を推進しろとの‘先に全党大会・後に統合’中央委員が代表の辞退まで取り上げ論じ荒々しく圧迫した。

民主党のある戦略通は民主党が置かれた境遇が進退両難だと話した。 “統合という名分はすでにあちら(革新と統合)が握った。 度量が大きく統合する? それでまた、進歩統合政党と‘度量が大きい連帯’をしなければならないだろう。 その次は何か? アン・チョルス新党? そのように3度連続‘度量が大きい統合’と出れば、民主党の持分は8分の1しか残らないだろうね?”

革新と統合側の関係者やはり似た話をした。
“民主党が内部論議を整理できないまま統合がまとまれば、その時はアン・チョルス新党が食い込む空間ができる。 それで一緒に死ぬことだね。
民主党は旧態勢力なることで、革新と統合は唯一の資産だった大統領選挙走者(文在寅共同代表)が色あせることで。”

二人の話で見るように、統合議論後に‘アン・チョルス新党’の影がちらつき始めた。  ハンナラ党と1対1構図を作る過程が遅々と進まないならば、‘アン・チョルス ブラックホール’が野党圏再編議論を一掃して行ってしまう可能性もある。

その可能性を検証してみるために、<時事IN>と韓国社会世論研究所は政党支持率を三回にかけて尋ねた。
最初は現在の政党構図で支持政党を尋ねた。
引き続き現在最も有力な政党構図、すなわちハンナラ党、民主党系列統合野党圏政党、統合進歩政党(民主労働党・参与党、進歩新党脱党派)三立構図での支持政党を尋ねた。
最後に、山立構図に‘アン・チョルス新党’が登場した時の支持政党を尋ねた。

その結果が下の表だ。(上の表)

アン・チョルス新党35.7%、統合野党圏政党12.3%

現在の支持率が22.5%である民主党は統合に成功する場合、29%まで支持率が上がる。 ハンナラ党と2%ポイント差まで追いつく。 事実上統合完了段階の進歩政党は統合時支持率14.7%を得る。 現在の民主労働党支持率4.8%に比べれば大躍進だ。

だが、この構図にアン・チョルス新党が登場するならばどうなるだろうか。
民主党系列統合政党は12.3%、進歩統合政党は6%で暴落する。
強固だったハンナラ党支持勢力まで若干抜け出て27.3%で座り込む。
アン・チョルス新党は35.7%を得てあっという間に支持率トップとなる。

12月1日アン・チョルス院長が‘アン・チョルス研究所社会貢献事業発表会’で演説している。

調査結果を見れば、アン・チョルス新党が登場する場合、最も打撃を受けるのはハンナラ党でなく野党圏の既存政治勢力だ。
統合議論が遅々と進まなければするほど、アン・チョルス新党は名分を得て人も集まることになる。
一部ではアン教授が前面に出ないまま周囲人々が先に党を作って打って出る、一種の‘親朴連帯モデル’(代表走者は入党しないまま支持勢力が創党するモデル)も議論される。

民主党のある進歩指向首都圏前議員は“FTA単一戦線局面を機会とみなして統合議論に速度を付けなければならない。
アン教授も統合野党に参加するようにしなければならない。
そう出来なければ共倒れだ”と話した。

http://tongnews.net/comm/bbs/board.php?bo_table=tongnews&wr_id=488

http://www.sisainlive.com/news/articleView.html?idxno=11790

 



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