ささみつBASE

自然の感動と元気を探して♪ season2

畑の設計

2011-05-22 | 【畑の記録】
野菜作り
思っている以上になかなか【難】モードです^^;

土作りの後
畑になにを植えるかの【畑の設計図】
これを作ることが大事なプロセス

それに基づいて
肥料の種類や量が決まり
栽培の方法や段取りも決めていく

そんな準備ができていなければ
苗を植えたり、種を蒔いたりすることはできないし
もちろん収穫の喜びもないわけで・・・

見えないものを
先のものを
自然の力を
いのちを
【信じて】
積み重ねる

ん~奥が深いわ、野菜作り

計画と準備
普段の生活でなしくずし^^;; ・・・なだけになかなかの学びです(笑)


 肥料をいれマルチがけして一週間程度おいて地温を温めます。


【釜石】地元の元気

2011-05-11 | つれづれ
今回私たちがボランティアにうかがった釜石の鵜住居にある
旅館「宝来館」の女将さんは本当にお元気な方!
あちこちからの評判が聴こえてきていてお会いするのが楽しみでもありました。

笑顔であふれる思いをとっても一生懸命に言葉になさり
伝えようとなさっていました。
女将さんだって、どれだけかしんどい思いをなさっているはずなのに
地域のために本当に一生懸命にがんばっておられ
本当にこちらが元気をいただきました。

 自然が私たちに大事なことをもう一回取り戻させようとして
 今回の地震が起こったんだと思う
 だから、負けないでもっともっと素敵な町にしていきたいと思うこと
 (言葉は違いますが)

 人がきてくれることがほんと~~に嬉しいんです

そんな女将さんの言葉が心に残りました。

辛いときにはつい辛い顔になってしまうけど
そんな時のほうが多いかもしれないけど
辛さを抱えながらも明るく元気でいること
いようとすること
宝来館の女将さんの姿から学ばせてもらいました。


140人で行った宝来館前の砂浜の清掃作業は
作業開始から3時間ほどで見違えるほどキレイになりました。
このような清掃作業はやはり人数が勝負です!

しかし・・・清掃作業は本当に複雑な気持ちになりました。
おはし、座布団、お位牌、何かの契約書、おもちゃ、CDデッキ、ストーブ
壁の一部、何かの建具の破損した一部、屋根の一部、食品・・・などなど
さまざまなものが同じところからやあちこちから出てきます
そのひとつひとつの背景を思うと・・・本当に切ないです・・・。

そして
キレイになった砂浜にハマナスの苗を植樹しました。
ここは“名勝 根浜(ねばま)海岸”でもあり、美しい海と
季節になるとハマナスが一面咲き誇っているのだそうです。
もうすでに津波に負けなかったハマナスの若芽がでていました。

またいつの日か、ハマナスのあの鮮やかな花の色が
砂浜を一面に咲き誇ることを心から祈ります。


この日のお昼には、隣の大槌町のお母さん方が作ってくださった
手作りのおふくろ弁当が用意されました。
美味しかった~~~
くるみのはいった太巻き!
なんとも岩手のおかあさんの味という感じがしました。
この母の味は残っているんだ・・・って
なんだかとってもホッとしながらいただきました。



ほんの少し先・・・
この地に心からの笑顔と元気が戻りますように(祈)



2011 東北の桜

2011-05-07 | 【旅・自然・文化】
2011 東北の桜


あの東日本大震災から一月半
釜石ボランティアに行った帰りに寄った弘前公園の桜は変わらずきれいに咲きほこっていました。

変わらないいつもの風景があること

このありがたさを心から実感しました・・・

【釜石】 ~町の様子

2011-05-06 | つれづれ
この連休を利用して、北海道のNPO法人ねおすさんさんが主催する
釜石市の鵜住居地区へのボランティアツアーに参加しました。

地元の旅館「宝来館」さん周辺の砂浜の再生プロジェクト第一弾への支援と
地元での民泊を盛り込み、ささやかでも現地への経済支援を意図した内容のツアー。

久々の東北では
ソメイヨシノが咲き、気温の違いを肌で感じ
100%の津軽弁に東北を感じました。

遠野経由で山間の道路を沿岸に向かってバスで走っていると

「ここが津波の最終到達地点です」とのアナウンス

一瞬体が固まりつつ、
まだ山が近くに見える窓の外を観ると
それまでの景色とはたちまちうって変わって・・・

え・・・

うわ・・・

・・・

観たこともない光景がひろがっている

・・・本当になんにもない・・・

辛うじて建っている建物は

どれも・・・爆撃でもされたのか?と思うような・・・

3階ほどの高さのところには津波の跡が・・・


テレビで何度も観ていたけど
現地で観たその光景は
あまりにも現実離れしていて・・・
観たままを理解することができなかった

多くの方の力で道路こそ機能しているものの
道の両脇、どこをみてもさまざまな漂流物が積み重なり散らばっている・・・
よくみれば地面に残っている家の基礎の跡から
ここにきっと住宅が並んでいただろうことを想像するくらいしかわからない


さらに・・・
翌日向かった隣町@大槌町は
地震、津波、大火・・・にみまわれ
さらにひどい・・・・・・

黒く焼けた建物や錆び色の焼け野原が広がっている
どこもそれしかないといっていいほどにただただ・・・・・・
地盤沈下もしていて満潮の夕方には海際は冠水しているし

一ヵ月半たってもほとんど手がついていない状態なんだという

どうして・・・
怒りがこみ上げてくる

テレビの向こうで日本の舵取りをしている方々に
ぜひこの地を一度でも訪れてほしいと思った
ここに来てまず感じてほしい

「復興」なんてまだまだ・・・
その前にまだまだやることがありすぎです

この光景を日常として暮らす人たちを
この地をそれでもふるさととして愛している人たちを
一日でも早く少しでも安心させてあげなければ・・・

全国の重機をまずここに集めてやんなきゃ!・・・
そんな声も聞こえてきた
本当にそう思える


自分なんて本当に無力だと思った
なんにもできない
でも・・・
できることをただひとつでもやろうと思います



つづく