今朝も寒かった。今日は仕事を休んだのでゆっくりしようと思っていたら、夫が茅刈りをすると言った。私は手伝う気持ちがないが、お茶やお菓子の準備をしなければならない。夫は寒い中9時過ぎから茅刈りを始めた。茅葺の家を維持するために家の周囲の茅をこの時期に毎年刈る。刈った茅は掃除をして束ねて立てる。乾燥したら母屋の二階にあげる。姑がいるときは彼女の仕事だった。夫が引き継ぐとは思わなかった。しかし姑の死後、夫はやっている。私は米つくりの手伝いも茅刈りの手伝いもしない。そんな私に夫は文句も言わない。結婚の時の条件に農作業はさせない。親とは同居させない。父が相手方に出した条件だった。私は忠実にその条件を守っている。同一敷地内での別居であったが、夫の両親と同居しなかった。
それに私が癌になったとき、主治医は夫に「奥さんを生かすも殺すもあなたにかかっています。できるだけストレスをかけないように自由にさせてあげてください」と言われた。私は自分の好きなことしかしなかった。他人のことまで考える余裕は正直なかった。なんとか父の亡くなった60歳も遥かに超えた。二人の子供たちも家庭を持って孫もできた。
よくよく考えてみれば私は悪妻かもしれない。
それに私が癌になったとき、主治医は夫に「奥さんを生かすも殺すもあなたにかかっています。できるだけストレスをかけないように自由にさせてあげてください」と言われた。私は自分の好きなことしかしなかった。他人のことまで考える余裕は正直なかった。なんとか父の亡くなった60歳も遥かに超えた。二人の子供たちも家庭を持って孫もできた。
よくよく考えてみれば私は悪妻かもしれない。
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