昨日「ミス・サイゴン」シュトゥットガルト版を聞いていて、
恐るべし、ヨーロッパ系言語の韻への執念と
思った個所がありました。
それも、脚韻ではなく、頭韻。
帝劇で日本人キャスト版をみて、
なぜここで、急にサクソフォンが出てくるの?と思った覚えのある
「Die letzte Nacht der Welt」です。
歌詞カードで見ると
キムとクリスのデュエットのはずなのに
「BEIDE」というパートがあり、
そんなキャラいたっけ?と
キャスト表を見てもそんな名前の登場人物は、いないし。
もしかして、と思って辞書を引いたら、
「beide」 は、英語なら 「both」 で、「両者、二人で」の意味でした。
頭韻の部分は、
そんなキム&クリスのサビ
「Ein Schrei, der uns erzahlt, dass Liebe siegt.
So singt das Solosaxophon」
ドイツ語も英語と同じで、
韻を踏まないとキモチ悪いらしいです。
どこまでも、「S」の連続。これでもか、これでもか、で
最後に、とどめのように、Solosaxophon.
いいじゃねーか、「saxophon」だけで、、、。
ちなみに、
Deutsch Ubersetzung(ドイツ語翻訳は) : Heinz Rudolf Kunze さん。