風は南から

スペインと花と音楽とそれから写真と俳句

石の像

2014-10-16 22:45:48 | 写真俳句
 
   時うすれ混沌の中石の像

ルーブル美術館 サモトラケのニケとミロのヴィーナス
本物を見たかったので わくわくしました。
ミロのヴィーナスは紀元前100年 サモタラケのニケは紀元前200年
そんな過去の物が ここにあるということは 時間としたら過去なのですが。
じっと見てると 過去というより 今が未来のような 不思議な感じでした。
この二つの像はこれからずっとずっと未来にここにあるのだろうと思うと
永遠とはこんなものなのかなと思うのです。






後の月

2014-10-15 11:56:50 | 写真俳句
 
   いずこかで鈴ふる音や後の月

まつやま俳句ポスト365  後の月



写真は夜のモンサンミッシェル。
ずっと同じ道を歩いていると これでよかったのかと 思うことがある。
「後の月」で思い出したのは 樋口一葉の「十三夜」と志賀直哉の
 「真実一路の旅なれど 真実 鈴ふりおもいだす」
後の月の季語と違ってたかもしれない。
二枚目の写真は モンサンミッシェルの夜景を見るためバスを待つ人たち。
私たちも乗りました。月は九日月くらい。優しい夕焼けでした。





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  2014年 10月


モネの描いた聖堂

2014-10-14 10:46:24 | 写真俳句

  白帝の今通りすぐ石畳

ルーアンのノートルダム大聖堂  旧市街の石畳の道を 朝早く歩いて行きました。
お店はまだ準備中で開いていないとこも有りましたが カフェには人がいて 
コーヒー飲んでいる人をみました。
モネが描いた西正門は修復工事中。痛みやすいのでたびたび修復しなければいけないとのこと。
一枚目の写真は内部。石の床は長い年月 多くの人が歩いた跡が見えました。
外から見ると荘厳な感じで威圧感がありますが 中はどちらかというと簡素で
静かな祈りの場所でした。

  





2014年 10月

オルレアンのジャンヌダルク

2014-10-13 11:21:41 | 写真俳句

  のばす手の届かざりけり青い空

いちばん印象に残ったのは ジャンヌダルクの話を聞いたことです。 
神よ神よ!と何度も叫んだというガイドさんの話はせつない。
火刑になった場所。



モンサンミッシェルにあるジャンヌダルク像。記念聖堂に寄り添うように ルーアンのノートルダム大聖堂にも
パリの街中にも像はあった。パリのノートルダム大聖堂にもあるそうでこちらは見てないのでわからないけど
どれも空のかなたを見てる。



これはルーアンの街で見たマカロンを売っているお店。



2014年 10月

ノルマンディー地方

2014-10-12 09:58:37 | 旅行


ノルマンディー地方南部にあるモンサンミッシェルの空  雨です。
雨風強く傘が壊れてしまいました。
「教会の中の見学は五時までなので行きます。」で濡れながら歩いて行きました。
飛ばされそうになりながら記念写真も撮ってもらいました。
でも二時間くらい見学して帰る頃になると急に晴れてきて
(二枚目の写真は晴れた空に映える 聖ミカエルです。)
夜はライトアップされたモンサンミッシェルを見ることができました。
第二次大戦のときの「ノルマンディー上陸作戦」で知られるこの地方は
雨の日が多いみたいで
「ノルマンディーでは傘をさしてバーベキューをする」といわれているのだそうです。
 三枚目の写真はお土産 塩飴が入っていました。





2014年 10月


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