風は南から

スペインと花と音楽とそれから写真と俳句

写真絵本

2018-02-28 10:24:44 | 日記

写真絵本について 「ぼくの宝物絵本」 穂村弘 角川文庫

絵に比べて写真は相対的に世界の絞りが少なくて情報量が多すぎる・・

・・情報を絞る効果が・・・弾き飛ばされないだけの「強い」テキストの書き手が・・・

これを読んで 先日の友達との句会で出された一句のこと思い出しました。

「句のなかに 沢山入れすぎているのではないか」「絞った方がいいのでは」

どんな情景だったか話を聞いていて いい場面だなあとおもいました。

雪柳の細い枝に雪が積もっていて そこに雀が それこそ鈴なりに止まろうとして

突然飛び立った!積もっていた雪が粉になって舞い上がり 日差しに輝いた!

確かに沢山ありすぎる けど写真なら一枚で!(うまく撮れたらですが)

ということは 一枚の写真で二句も三句もできるということでしょうか。

そこがおもしろさで そこがたいへんなとこでしょうか。

義母のとこにあった アイスクリームのガラスカップ とても薄い!

言葉をつけるとしたら  薄れていく記憶 

   

 

 

 


鰆東風

2018-02-27 19:00:53 | 写真俳句

  歌うよに語るレシピや鰆東風

春の季語の話から→鰆→鰆東風(さわらごち)を教えてもらいました。

鰆は切り身しか知らなかったけど こんな魚で塩焼きが美味しいけど

他にも・・・と料理の時間に!楽しい人でした。

こんな句に写真付けるのは難しいですね。

飛んでいるのは雀 もっとたくさん飛んでいたら風のようだったのに。

 

 

 


春の岬

2018-02-26 11:38:27 | 

   春の岬太古の波と眠りけり

 

潮の岬に行った時 岬のユースホステルに泊まりました。

ずっと下に波音がして 遠くから来た波が 岬の断崖にあたって

砕ける音を聞きながら眠りました。ザーッツザーッツと来る波音がだんだん強くなって

ドーンと言う感じの音で岩に当たる・・ 

地球が出来て 海と陸が出来た時から 繰り返されてきたのかと 思った春の旅でした。

 


春は名のみの

2018-02-24 11:03:16 | 写真俳句

  寒星や立見の席の映画館

この季節は この句を思い出します。(自分の句ですが)

春は名のみの風の寒さや 時にあらずと声も立てず 

最近 「思い出ばかり」なのですが そんな時間もあるのだと

今はそう思っています。 この句は調べたら 2014年12月に載せています。

2007年に「写真俳句ブログ」を始めて (この時この句を作って)

2013年からOCNのブログになって 2014年から今のブログに。

全部の句を覚えていないけど 好きなのは 季節ごとに思い出します。

最初に載せた時の写真が好きだったけど どこにいったか分らなくなったので