写真絵本について 「ぼくの宝物絵本」 穂村弘 角川文庫
絵に比べて写真は相対的に世界の絞りが少なくて情報量が多すぎる・・
・・情報を絞る効果が・・・弾き飛ばされないだけの「強い」テキストの書き手が・・・
これを読んで 先日の友達との句会で出された一句のこと思い出しました。
「句のなかに 沢山入れすぎているのではないか」「絞った方がいいのでは」
どんな情景だったか話を聞いていて いい場面だなあとおもいました。
雪柳の細い枝に雪が積もっていて そこに雀が それこそ鈴なりに止まろうとして
突然飛び立った!積もっていた雪が粉になって舞い上がり 日差しに輝いた!
確かに沢山ありすぎる けど写真なら一枚で!(うまく撮れたらですが)
ということは 一枚の写真で二句も三句もできるということでしょうか。
そこがおもしろさで そこがたいへんなとこでしょうか。
義母のとこにあった アイスクリームのガラスカップ とても薄い!
言葉をつけるとしたら 薄れていく記憶