風は南から

スペインと花と音楽とそれから写真と俳句

一枚の絵

2014-12-14 16:47:41 | 日記

ジャンヌ・サマリーの肖像  ピエール=オーギュスト・ルノアール

2013年 愛知県美術館 フランス絵画300年 

最終日に行ったので 入場制限があるほどの人出でした。

会場は照明を暗くしてあって ざわざわした中でこの絵を見たのですが

素晴らしかったです。彼女はそこにあるすべてのものを輝かせた とルノワールが言ったと

ガイドブックにありますが ほんとにそこはひときわ明るく見えました。

近くでみるといろんな色が躍っているように描かれていて楽しいですが

少し離れてみるのが素敵です。彼女はこの時 二十歳。別名「夢想」と呼ばれるこの絵について

説明するのは難しいのですが

「未婚といふ薄桃色の歳月のわれにありにきコスモスさやぐ」 栗木京子(塔)

この歌をみんな(同年代の友達)で読んだとき そういうのではなかった という感想が

ほとんどだったのですが(私もそんな色ではなかったなあと思ったのですが)

この絵をみていると そうだったなあと 思えるから 不思議です。

われにありにき これをみるみんなに そうおもわせるだろう一枚の絵です。

トーナメント参加

 

 

 

 


昼の月

2014-12-12 13:23:34 | 

       

   昼の月

    漠とした不安で落ちてくる

    あの不可解な植物的比喩の

    救いのない約束は

    透明な六角形のかたちのままで

    とても重い

    見上げれば

    受け継ぐ人の手に

    慎ましい光りをおとす

    護符のような昼の月

トーナメント参加


雨雲

2014-12-12 12:26:01 | 

12月10日 16:21  雲の色が実際はもう少し灰色が濃いいのですが良く写せなかった。

   こんな雲は雨雲と言うのだろうか。隙間から上の空が見えてる。隙間雲というのがあるけど

   そこまで隙間がはっきりしてない。羊雲が崩れたのを房状雲というみたいでそれに似てるような。

   この雲は東の空(左)にどんどん流れて行って西から(下)これははっきり雨雲が広がって来て

   陽が沈んで暗くなるころには雨になった。

  


ハマゴウの種

2014-12-09 10:37:53 | 日記

ハマゴウの種が黒くなり始めました。

海に行った時 砂浜で取ってきて 植えたら 大きくなって。

砂地でなくても育ちます。 夏に青紫の涼しげな小さい花を沢山つけます。丈夫!

背景は エリカ。ヒースの名前の方が好き。