3552）小型全国時刻表休刊

　五輪に絡めてなのかは分かりませんが、先日の新聞のコラムで運動会の「リレー」について書いていました。今はどうなのか知りませんが私の小学生時代の運動会のトリは紅白リレーで、二人しか走っていないトラックに熱い声援を送っていたことを思い出しました。熱い声援・・・どんな言葉を口にしていたのでしょう？



　ちょうど１ヶ月前の前菜で触れました「小型全国時刻表」の休刊、最後の１冊「８月号」が本日発売されました。長年購入し続けていましたので、最後の１冊に多少感慨深いものを抱きながら購入しました。


（1960（昭和）35年４月号と同じデザインの最終号）

　６月21日の前菜で「約40年購入し続けた」と申しましたが、手元にある一番古いものはちょうど40年前の1981（昭和56）年８月号でした。価格は280円（最終号は620円）でした。発行社は現在の交通新聞社ではなく弘済出版社、中を開けばまだ東北・上越・北陸新幹線は無く、在来線の優等列車が花盛り、夜行列車も多数全国を走っていました。


（1981（昭和56）年10月号の表紙）

　載っている列車の話をしていたらきりがないので先に進みますが、時刻表の裏面の広告にも時代を感じました。40年前の時刻表の裏表紙は三菱銀行、今の三菱UFJ銀行ですね。



　時刻表が休刊となる大きな理由はネットで列車の時刻が検索できるようになったこともあるのでしょう。かくいう私も利用する機会はありますが、単純な区間利用であれば便利な反面、複数列車を乗り継ぐ場合などは時刻表の方が便利ですね。

にほんブログ村 ←岩手の情報はコチラ♪