ふと思い立ち半世紀前の野球漫画を読み返しています。この漫画、一番最初の単行本と文庫版とを持っているのですが、今回文庫版を読み返してみて、セリフが一部書き換えられていることに気づきました。当時は何とも思わなかった言葉(表現)が今は配慮すべきものとなっている・・・表現への見方も時間の経過で変わっていくのですね。
前回に続いて今回も秋田県から。鹿角市にある十和田南駅です。過去の当店でJR花輪線での道中をご覧いただいた時に登場したことがありますが、駅ソトから訪れるのは当店が始まってから初めてです。
十和田南駅が開業したのは1920(大正9)年7月4日。開業時の駅名は「毛馬内(けまない)」、大館から伸びてきた秋田鉄道の駅で、1923(大正12)年に陸中花輪(現鹿角花輪駅)に至るまでは終点でした。開業時から十和田湖への玄関口として賑わったそうで、1957(昭和32)年に毛馬内から十和田南に改称しました。
駅舎はよく見る平屋でしたが、駅前ロータリーが広々としていました。訪れた時間はご覧のとおり「だたっ広い」だけですが、往時は十和田湖へ向かうバスやタクシーで賑わったのでしょう。
(秋田県鹿角市十和田錦木 -2021/7/31-)
駅舎の右前には大きな屋根がついていました。造りからするとバスの乗降場だったようです。昭和40年代の時刻表を見ると、ここから十和田湖方面への路線バスが設定されていました。それから半世紀以上、国鉄(JR)バス~秋北バスを経て、今は十和田タクシーが土日祝のみ1日2便、完全事前予約制で運転されています。
今や十和田観光のほどんどは車なのでしょうね。
この大屋根を支えている柱に、錆びたベルがありました。往時はバスの発車時に「ジリリリリ」とでも鳴ったのでしょう。錆び具合からすると鳴らなくなって久しいように見えます。
夕刻ということもあり、バス停の大屋根と錆びたベルが侘しさを増長させます。
では駅の中に入りましょう。
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過去の9月19日・・・こちら
前回に続いて今回も秋田県から。鹿角市にある十和田南駅です。過去の当店でJR花輪線での道中をご覧いただいた時に登場したことがありますが、駅ソトから訪れるのは当店が始まってから初めてです。
十和田南駅が開業したのは1920(大正9)年7月4日。開業時の駅名は「毛馬内(けまない)」、大館から伸びてきた秋田鉄道の駅で、1923(大正12)年に陸中花輪(現鹿角花輪駅)に至るまでは終点でした。開業時から十和田湖への玄関口として賑わったそうで、1957(昭和32)年に毛馬内から十和田南に改称しました。
駅舎はよく見る平屋でしたが、駅前ロータリーが広々としていました。訪れた時間はご覧のとおり「だたっ広い」だけですが、往時は十和田湖へ向かうバスやタクシーで賑わったのでしょう。
(秋田県鹿角市十和田錦木 -2021/7/31-)
駅舎の右前には大きな屋根がついていました。造りからするとバスの乗降場だったようです。昭和40年代の時刻表を見ると、ここから十和田湖方面への路線バスが設定されていました。それから半世紀以上、国鉄(JR)バス~秋北バスを経て、今は十和田タクシーが土日祝のみ1日2便、完全事前予約制で運転されています。
今や十和田観光のほどんどは車なのでしょうね。
この大屋根を支えている柱に、錆びたベルがありました。往時はバスの発車時に「ジリリリリ」とでも鳴ったのでしょう。錆び具合からすると鳴らなくなって久しいように見えます。
夕刻ということもあり、バス停の大屋根と錆びたベルが侘しさを増長させます。
では駅の中に入りましょう。
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