918) それでも桜咲く（市川市 里見公園）

　今回の大震災、被災された方々への義援金募金活動が活発です。先月半ばに起こったみずほ銀行のシステム障害のきっかけも義援金の振り込みが集中したことだそうです。

　わが奉公先でも遅ればせながら社内被災者向けの義援金募集が始まったのですが、役職別に最低ノルマが定められたり個人別募金額の報告を求められたりと、個人的には違和感のある募金活動になっています。思うところはありますが、小異を捨て、被災者のお役に立てばと思います。

　前回に続き千葉の桜です。昨日の好天とうって変わって、今日の千葉県は曇天で肌寒い１日でした。桜を愛でようかと思い家を出ましたが、節電で列車の暖房は止められており、より寒さが増しました。

　そんな中訪れたのは市川市の里見公園です。千葉県と東京都を隔てる江戸川に接するこの公園には約260本の桜が植えられていますが、本日ご覧いただくのは県道から公園まで続く桜並木です。


（寒々した桜並木　－市川市国府台 2011/04/03－）

　公園の桜はまだ咲き始めで数輪が開いている程度でした。桜並木も同様なのですが、遠くからみるとそれらしく見えたので、こちらをご覧下さい。

　肌寒くても「花より団子」なのでしょう。公園にはブルーシートが敷かれ、キャリーに酒を積んだ人々が桜並木を抜けて行きました。