939) 菜の花の向こう側（大多喜町 大手門）

　この前説を考えている時、地震がありました。最大震度４でしたが、テレビ局によっては地震情報の字幕すら出ませんでした。「伝えるべきニュースが続いているので夏場の電力対策での放送時間短縮はしない」と主張するテレビ局の社長さんがいらっしゃいましたが、このクラスの地震はもう伝えるべきニュースでなくなってしまったのでしょうか？


　「菜の花の向こう側」、今回は房総半島内陸にある大多喜町からです。房総半島内陸にある小さな町のひとつだと思っていましたがさにあらず。かつては大多喜城を中心とした10万石の城下町でした。

　いすみ鉄道大多喜駅から大多喜城跡に向かう道には復元大手門が建っており、その足下に僅かですが菜の花が咲いていました。


（重厚な復元大手門 －大多喜町大多喜 2011/04/24－）

　現在は「房総の小京都」を名乗っており、黒を基調とした落ち着いた町並みが続いています。今回の主役は「菜の花の向こう側」なので町の風景はまたの機会にしますが、散歩するのにいい町でした。