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玉の向こうに見えるものは,私の心象風景か。日常を忘れ,心の中へ旅をしたい。感情も,欲望も,周りから見れば,唾棄すべきものかも。しかし,あえて心の奥底に潜むものにあってみたい。それが,悪意に満ちた存在であろうとも。
ゆっくりと,意識を精神の奥底へ下降させていくことができれば。幾重にも重なる記憶の層を静かにすり抜けて。
記憶の断片を探し出し,パズルのようにはめていく。果てしない行為のようにも見える。時には,涙で濡れたしまったピースも。ずっとずっと昔のピースは,涙に濡れたものや,傷つけられたようなものが。
慌てることはない,ゆっくりでいい。一つの断片を見つけたら,濡れていたら,乾かしてあげよう。傷ついていたら,そっと手当てを。あの時は,無理に記憶の奥底に沈めてしまったけど。傷ついていても,それは,大切な大切な記憶の断片。
その一つが抜け落ちてしまったら,私の記憶は,少しずつ少しずつ崩れていくのだろう。
訪問ありがとうございます😊。
PS
幸せってなんだろう。人に権威をかざして,命令することだろうか。媚び諂うものを周りに侍らすことだろうか。酒池肉林に遊ぶことだろうか。今の政治家を見ていると,そんな人が多すぎる。
私にとって,幸せって。自然の中で,大好きな人と一緒にせせらぎを聴き,風を感じることだろうか。それは,夢のまた夢。
フィリップ・K・ディック
『世界を我が手に』だにゃ〜
幻想的な写真を創っていきたいです。