カメラバッグを肩にかけ,三脚を担いで,歩き始める。ほんの少し歩いただけで,涼しさの中に身をおく。川面を吹く風が,ひたいの汗を。そして,遠くの鳥の囀りを。

角をすぎると,目の前に展開される風景に目を奪われる。林立する木々,ゆるく弧をえがく遊歩道。三脚をセットして,まずは,肉眼で確認する。何ミリのレンズを使うか。

ファインダーを覗く。すると思わず息を飲むような光景が眼前に。何も考えずにシャッターを押す。ファインダーから目を外し,肉眼で。
まぁ,普通に美しい風景が広がっている。あの光景は一体なんだったんだろうと。再び,ファインダーに目を。えっ,さっきと違う。肉眼と同じの普通に美しい風景が。
ここは,フォサマグナの西の端,糸魚川静岡構造線の上。(※1)いろいろ面白いものが。
※1
https://ja.wikipedia.org/wiki/フォッサマグナ
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