ちょっとJAZZYなスウィング系の9thシングル:めざめのSide_BにちょうどいいUPテンポな楽曲。
元気いっぱい!健康美・果汁100%のようなJUICYなみずみずしい曲。
改めて聴くと超80年代サウンドであり、より考察すると80年代前半の生楽器演奏から電子音が導入され始めた1984年的な楽曲に仕上がっている。
和風アイドル歌謡となったデビュー年での作曲家:小田裕一郎氏による作曲である。
随分と洗練し進化したアレンジが、リアルタイムに洗練されていく石川秀美の姿とクロスする。
夏と石川秀美像を上手に演出する編曲家:入江純。
そして作詞は特筆すべき園部和範>現在、里乃塚玲央氏である。現在においてはアニメ界の作詞家として歩んでいるくらい実力が浸透している。
他アーチストにおいても「夏」を得意とする作詞家。
石川秀美作品における美作品の7thアルバム:SUMMER BREEZEに収録されている楽曲♪微熱・サマーコルドでもその実力は発揮されている。
今曲においては、春なのだけれどw
ちょうどこのリリース日が2月8日。春のめざめを待ちわびた季節。
その勢いは夏を彷彿させる。というかアレンジ的に勝手に夏にもってきたいw
弾けるようなサンサンとした太陽を感じる光のプリズムを彷彿としたイントロ!
Eギターの音色がまたギラギラした夏へとむかう勢いがある点など、石川秀美らしさが満点である。
ソングタイトルにも「!」が付くほど気合は十分である。
歌詞世界も実に勝気な少女なのだが、よく聴いてみると本当は素直になりたい元気な少女という点が石川秀美像と重なります。
既に夏ソングとしても通じるようなパーカション、コーラス等のアレンジがイイ。
アイドル歌手100%な爽やかなピアノ音など、1年目、2年目と越えて3年目への意気込みが感じられる。
デビュー3年目、格段に上達した歌唱力で、安定したAメロBメロに、サビの力強さ。
メリハリのついた歌唱に、歌手としての実力がふんだんに表れている。
それをうまく表現したメロディ構成にさすが!と言いたくなる作曲家の力。よく解ってるなぁ、と感服する思い。
歌詞の最後の♪NONONOの3段使い!イントロから間奏、ラストへの展開とアウトロ。素晴らしい出来栄えですね。
ノリノリUPテンポで心上がり盛り上がる曲であるのが素敵。最後のサビでもっとEギターがうねってもいいくらいだ。
作曲と歌唱との闘魂みなぎる両者の力比べというようにも見える。
個人的にもこの時期あたりからの石川秀美の歌声と歌唱テクニックが大好きである。
当時のコンサートパンフレットには記載がないが、コンサートでも歌われたら、大盛り上がりだっただろう。
それまではレコード音源をカセットテープやMDに収録して聴いていたのだが、
待望のCD化は石川秀美BOX~Complete Single Collectionにて初デジタル音源となった時の嬉しさはこの上ないくらいであった。
7月13日!HAPPY BIRTHDAY!秀美ねえさん!
また、このファンサイトもいよいよ5周年目を迎えます!
これからもまだまだ大好きな石川秀美の音楽世界を堪能、そしてたくさんのファンの方々がいる事を嬉しく、ありがたく、誇りにサイトを頑張っていきます!
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