イントロからひたすら陽気で明るい曲。ワイキキとタイトルが付くがハワイアンテイストはほとんどない。
間奏の音のギター音くらいか。どこからセイリングしてワイキキまで向かってるのか???
向かえる距離のとこですよね?まさか日本からwなわけないよ?!ね、と思ってしまうものである。
しかしながら、アイドル性100%。元気いっぱいに楽しげに歌う石川秀美のボーカルが弾む。
時折みせる女性らしい歌声がこれまでより、成長した姿とかわいさとSEXYさを兼ね備えた健康的な魅力となっている。
実にみずみずしい歌声。煌く夏のさわやかな女神の石川秀美と言っても過言ではない。
随分安定した歌唱に加えて、特有のカ行の音の力強さ。
後にロック系統にシフトしていく傾向がみられるのも納得である。
デビュー3年目。歌唱力も向上中。まだ高音から低音への下りなどいくぶん危ういところもアイドル曲としてはご愛嬌。
力強い高音の伸びやかさは聴いてる側も気持ちよい。
夏の言葉がふんだんに散りばめられているのがなんとも石川秀美の持つ夏少女のイメージにハマル曲である。
作詞家の竜真知子は河合奈保子作品と石川秀美作品との違いをちゃんとつかんでいると考えられる。
そして作曲家:滝沢洋一。石川秀美作品とは数曲の作品があったが、この年の1984年のみだけなので、
その後にも提供してもいいくらいの夏の石川秀美曲を表するメロディメーカーでもあっただけに残念。
編曲家は石川秀美作品にはよく現れる入江純。なかなかイイ感じでの夏アレンジなのだが、
今作においてはもうちょっとハワイアンな音にして欲しかったものである。
ハワイと言えば同期で、同じく夏を得意とする早見優との差別化を図りたかったのかもしれないが、
この7thアルバム:SUMMER BREEZEの中ではこの曲。非情に凡庸で、和風歌謡ユーロビートに収まっているのがもったいない。
♪海はエメラルド色
まさに、ハワイの海は透き通った宝石色であった。自身のハワイ旅行を思い出す曲でもある。
http://idolhappiness.web.fc2.com/hoppy.html
>行楽紀行>ハワイ旅行
参照ください。
2009年。なかなか夏らしい日が遠かったけど、しっかり8月も半ばになりました。
今夏も楽しい夏となるよう、短い夏を精一杯、堪能しながら満喫しましょうね。
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