夏色の場面

アルバム「16・祭」のオープニングでもあり、セレクションアルバム「MARINE BLUE」でも登場曲。
「夏色の～」とつく曲は同期のナンシー＝優、ダイアリ＝ちえみと、などなど色々ありますが、夏少女の石川秀美にいたってはカタカタ表記や、英語表記の夏タイトルソングが多いだけに、夏色とつくのはこれ１曲のみ。

初期秀美の良くも悪くも初々しい歌唱から、楽しく歌ってる感がこもっているこの曲。
夏は楽しく行こうぜぃ！て感じでね。
歌詞にも”夏”がたくさん散りばめられている。

～シックスティーン・カーニバル～とサブタイトルがあるアルバムだけに、カーニバルっぽいリズムで始まる。
日本のしんき臭い夏祭りとは違って、ゴージャスで明るい諸外国の夏祭りを彷彿するよね。
そしてどこか南欧風なアレンジの楽曲で、それ以上に１００％な全力を尽くす元気な歌唱が素晴らしい。
これでこそ、夏です。

Outroのメロディもイイ。エンディングなのにこの１曲を最初からもう一度聞きたくなるような叙情を感じさせる。
さすが～～～、小田メロ。景色と音符のバランスの良さよ。更にフェードアウトする曲の終わりが次トラック曲を楽しみにさせるし、このアルバムの序章なんですよ～、全体的にPOPで暖かい南欧風な曲がいっぱいですよ～っと言われた気分になりますね。まさにそんなアルバムですし。

自分が初めて買ったアルバムに収録されていたんだけど、オリジナルアルバムのトラック順の方がしっくりきた曲。
この曲は１日の１番目に聴きたい、そんな曲。

今年は残念ながら、まだ梅雨があけてなくて７月という今日の日でも快晴ではないけれども、夏はもうすぐ。
皆さんも、それぞれ楽しい”夏色の場面”を作って下さい。

そして、もうすぐ石川秀美ファンサイトも・・・一周年。