シングル:スターダスト・トレイン同様に、UPテンポで元気の良い楽曲、歌唱なのがとても石川秀美らしくて好きな曲である。
イントロのリズムとEギターメロディー、そしてキラキラした始まりも、ゾクゾクする楽しさを感じさせる。
爽やかでハツラツとした石川秀美のイメージとの相乗効果もあって、元気・応援歌ソングでもあるところから、歌唱もノッている。
弾けるような伸びやかな声は、パーカッションの音も一緒に弾むように踊っている。
ラストのサビの半音あがるところはいくぶん、苦しげではあるが、楽しそうに歌っている石川秀美がみえる。
この劇的クライマックスがこの曲の最高に盛り上がる部分でもあり、コンサートでも歌われていたら会場が全体的にノレたのだろうと推測される。
エンディングはまぁまぁの普通な出来なのがもったいないが・・・
・身体的ななフィジカル
・ノリが良いダンシング
タイトルからも石川秀美らしさが満載である。
Side-Aのスターダスト・トレインと同一作家によるところからか、アレンジは共通して似ている点もあるが、
2曲揃って好きと感じる人も多いと思われる。
今では死語となった、「ヤング」「若さ」などが散りばめられている歌詞だが、とてもエネルギッシュな点も石川秀美らしいと思うところである。
時代的には、ヤングっていつまで「普通」とされていたんだろう?
「フィジカル」と石川秀美の関連性において、同年のコンサート:さ・わ・や・かコンサートPartⅡの洋楽ダンスメドレーで歌われた
Olivia Newton-John ・PHYSICAL
Release Year 1981
Highest Chart Position - #1(10weeks)
からインスパイアされたのではないだろうか?
MTVからも健康色、セクシー、エクセサイズなイメージだったんだが、石川秀美も同様なイメージがあるから、取り入れられたと考えられるのである。
河合奈保子作品でもよく起用された作詞家:竜真知子
リズムと歌詞の相性がよく、カツゼツよく聴こえるのが心地よい。
石川秀美作品においてもは、割とシングルでも起用され、アルバムにも多数にわたり提供している。
個人的な見解では、この曲、とても体育会的、スポーツウーマンな石川秀美を表現するには最適なので、
スポ根ドラマなり、CMなり、甲子園ソングなり、両A面シングルでもよかったのでは?!などと思うとこである。
作曲家:井上大輔との共作はシングル、において今回のみとなっているのが惜しい点である。
故人となってしまったこの作曲家は、石川秀美の夫君のグループ:シブがき隊にはけっこう提供しているだけに。
キャッチーなメロディと、流れるようなリズムパターンは石川秀美の得意とする音楽性からも、冬発売のこのシングル。
セールスもややあがったのは、この曲の出来の良さも関係してるのではないだろうか。
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