♪ギラギラBEAT!ジリジリHEART!♪まさに、今の季節にぴったりな世界観である。
1985年のSEXY路線の進撃歌詞ではあるのだが、中音部、高音部など石川秀美の声質のイイ部分がうまく表現されているメロディ。
悩殺!SEXY歌唱は後期に比べ、まだ十分な大人の女性でもなく、少し背伸びした少女<女への過渡期を伺わせる。
また、それはこの曲が収録されたアルバム:Happening からのイメージビデオ:SOUTHERN CROSS WIND で健康的な石川秀美が観る事ができる点で証明される。
作家陣の布陣に関しては、石川秀美の世界観を作り上げてきた小田裕一郎とSHOW。
そして、この人:久石譲がアレンジ担当。
テクノ歌謡な楽曲に仕上げてます。意外や意外という想いでいっぱいですが、当時の久石譲の音楽家ポジションがイマイチ分からないので、現在からみた感想で「こういう作風の曲もできるんだ?!」という新鮮さがありますね。
1曲目、2曲目で連続で久石アレンジを使用する事により、オーストラリアの夏のイメージが音で表現されているため、流石と納得の感想もある。
ただ1曲としての完成度はというと、可もなく不可もなく。
なんともノリにくいような、つかみにくいどうしたらいいの?というような楽曲である。
ひたすらサウンドと、歌唱でイメージ像をつくり、楽しむといったところか。
赤道直下の真夏の熱さを堪能あれ。
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