与一から出て来た生き物の記録

奇妙な生き物。早朝の自宅ガレージ奥の「与一」の中から、様々な働きをする者たちが生まれています。その有様と効能の記録です。

そらの物語4・「えびす・1」

2009-10-29 05:06:25 | そらの物語


「えびす・1」


 


ー  おまえら あほやろ?? ー


 


これが「そら」の 「えびす」デビューの一言だった。


 


「逃げる時」以外は ちゃんと信号を守る事と


「走る所」は みんなが走っている車線を


同じように走る事


これが 「そら」の「交通ルールの全て」である


子供連れとお年寄りが ゆっくり歩いていたら


 笑顔で道をゆずる瞬間が 「そら」にはたまらなく


自分にしびれる瞬間である


14歳の「そら」は 当然 無免許であり 


常に乗り回しているお気に入りのスクーターは 見るからに盗難車だ


唯一それが 不満といえば不満であったので


赤のスプレーでナンバープレートに 「ばってん」を入れてみたら


だいぶと " まし " にはなったが


盗難車である事は 前より明らかともなった


そんな「そら」は 暴走グループ「えびす」の仲間となったが


そのきっかけも 「デビュー」も とても不愉快だった


それはちょうど 私達と「そら」が出会う2008年の前年の事で


全国的なニュースとしても 取り上げられた出来事にもかかわるので


「私達以外の記述」で 下記に示そう



2007年 大阪府は何段階かにわけて、暴走族の大きな組織「関西連合」の一斉摘発を行い、大きな成果を挙げる事ができた。 彼らの言う「関西」には、一部 名古屋地域や、四国方面の暴走グループも含まれていた為、その成果は全国にも波及する効果があった。 


「関西」という大きな単位での暴走族の「総会」が行われる際、必ず関連する大きな産業道路を、暴走族の「大名行列」が交通渋滞を巻き起こすが、それは 言わば「おとり」であり、「総会」を無事・成功裡に終える為の、当局のかく乱目的の「かませ犬」的な「大名行列」でもあった。  「えびす」は、そうした「かませ犬」の一つであり、「族」の「中大阪ブロック」の代表であった。


 この夜も「えびす」の5名は、40~50台の暴走集団と共に、163号線を寝屋川方面から守口方面に向かい、爆音を轟かせながら平均30キロ程度の「はた迷惑」なスピードでゆっくりと、片側2車線を埋め尽くす大行進を行っていた。 この大行進の後ろにも又、同じく守口方面に向う一般車両の、苛立たしげな行列が続いていた。 この大行進には、信号も標識も、交通法規もありえなかった。  迷惑行動といっても、これだけ盛大な動員数となると、警察も簡単に取り締まる事は難しい。 連合・本体の「総会」が終わる前後の数時間、163号線を舞台にこの大行進は続く。 近隣地域は激しい怒りの空気に満ち満ちて、しかも「やられたい放題」だ。


しかし、この日の大阪は違っていた。 広域に渡る警戒網は、遠く名古屋や四国地方にも周到に敷かれ、総会が終わり各地域の「大名行列」が分散するタイミングを待って、全ての「かませ犬たち」を一気に捕獲する勢いに、息を沈めて燃えていた。


そうした、微妙な空気の中、163号線の「大名行列」は、ちょうど163号線と中央環状線の交錯する大きな交差店を「封鎖」するかたちで、突然に動きを止めた。 そして、連合・本体からの何らかの指示を待つ様子だ。それは、ついさっきまで鳴りっぱなしだったド派手なクラクションの大合唱や、そこかしこに放り投げて回っていた爆竹のけたたましい音が、全くしなくなった事でわかる。近隣地域の「傷だらけにされた夜」は、一瞬平和を取り戻し、「行列」に行く手を阻まれた一般車両は固唾を呑んで、事の成り行きを見守っている。 「大名行列」の最前線でTOPを張るのが「えびす」のリーダー、「1号」と呼ばれる男だ。般若(はんにゃ)のような顔だち、短く刈り込んだ軍人の様な頭、鉄の様な冷めた目つき。やや大柄な身体つきで、1100CCのバイクから降り立った「1号」は、周囲の側近に何か指示を出している。「大行進」の間、多くの「族」たちはただひたすらに騒ぎを起こす事に徹っして楽しめばよかったのだが、この先頭集団だけは緊迫していた。いつ飛んで来るかも知れぬ連合・本体からの指示、そしていずれ来るであろう、警官隊の乱入、そうなった際の各グループの逃走経路・・・。側近の連絡係の者が、携帯を耳に当てたまま「はい!はい!わかりました!!了解しました!!」と、軍隊的な対応の後、居住いを正し、敬礼のように深く頭を下げ携帯を切り、その内容を「1号」に伝えている。連合・本体からの、何らかの「指示」だ。電話での「指示」の内容を聞き終えた「1号」は、その者に「わかった、ありがとう」という手の仕草をしてすぐ、自身の無線機を手に取り、後続の各グループのリーダー達に指示を発報した。


少しの間、静まり返っていた「行列」全体が、再びけたたましいマフラー音の大合唱をはじめ、今まで2車線を埋め尽くしていた「族たち」が一気に動き出し、片方1車線に移動を始め、またたく間に集結し、一般車両がこの「大行列」を追い越せるようにした後、もう1度、静まった。次いで、行列最後尾のメンバーで「ノボリ」や「旗」を担いだメンバー数名がバイクから降り、さらにその後ろに続く一般車両に向って「ノボリ」や「旗」を使い、「道を空けたので、追い越せ!」というゼスチャーをした。「大行列」を横手に恐る恐る、ゆっくりと追い越していく一般車両。何をするかわからぬ連中の横手を抜けていくのは、気持ちの良いものではない。



いったん静まった空気の中、連合・本体からの次の指示を待つ先頭集団。おそらく、次で、総会の終わりとその後の逃走の指示となるだろう。バイクから降り立ったまま、「1号」は、「その後」に神経を研ぎ澄ます様子だ。そして、にわかにざわめきが起こった。しかしそれは、連合・本体からの連絡の為ではなかった。


「1号」達先頭集団の進行方向の先から、出し抜けに小さなスクーターが飛び出し、道路の真ん中を逆走する仕方であらわれ、「大行列」に「対峙」する様に、先頭集団の目の前に止まり、大声でこう言ったのだ。


「 おまえら! あほやろ??! 」


 


「そら」だ。



 


 


 


そらの物語3・「履歴」

2009-10-22 10:04:38 | そらの物語


「履歴」


 


「そら」の過去について 私達が知っているのは


下記の範疇である


 


常に携帯しているものは、赤いラッカースプレーが一点・「かえるちゃん」のがまぐち財布   一点・折りたたみ式の携帯電話が一点、そして「そら」の過去がわかるものとして、此花区のさつき養護学校の「児童証」・大阪府 障害福祉課発行の「療育手帳」と、当時のクラスメイトと交わしたのであろう、「親友のあかしのしょうめいの 重大しるしのとくべつきょかしょう」と、子供らしい文字で書かれた古びたカード、以上6点。これらを大切に所持している。


「療育手帳」には、「そら」の障害がB-1というきわめて軽度の知的障害についての記述があり、付帯のメモに「癲癇(てんかん)の発作?心因反応アリ」と書いて消してある。また、こうした手帳の申請や手続きが困難な幼い年齢の時に発行されている事から、両親か、それに類する存在があった事がうかがえる。また、「さつき養護学校」の「児童証」には、中等部(中学生)の途中から、健康状態についての記録が空白のままになっているので、養護学校の途中から引っ越したか何かで、通学しなくなっている事がわかる。ただ、現在の「そら」の行動パターンから考えると、「抜け出して来た」というのが、正解に近い。


現在の生活は、「えびす」という暴走グループのメンバーとともに、城東区、野江にある「コンテナ」を改装して、いくつかの仕切り割にした部屋で共同生活をしている。無職である事から、その「えびす」のメンバーの誰かが経済的なめんどうを見ていると考えられる。



「そら」のことばの感覚や会話の仕方は、常に不的確で「的を得た事を言わない」のが特徴である。また、私達との会話でも、「そら」がこちらに合わせて何か言う事はほとんどなく、こちらが合わせてあげないと「会話」は難しい。「その場の空気」が読めないのだ。だから会話に乗れない時は「何も言わず、そこにいる」か、もしくは「理解はしていないけれども、同調のしぐさはしている」というスタンスを取っている事がもっぱらで、それを苦痛に感じたりもしない。


また、東西南北がわかるのに、「右と左」が理解できなかったり、「今、何時か?」は解っているのに「一時間後が何時か?」の説明は「しらない」となり、そうかと思うと105円の買い物をするのに1000円札に5円玉をのせて、小銭をなくす事はできたりと、本来「これが解っていて、それが解らないのはおかしい」、「それが解らないのに、なぜ、これが解る?」という事がしょっちゅうだ。スクーターが乗れて、電車の切符が買えないのもその「シリーズ」。


自身の「名前」についてすら、そのバランスの不可解さは徹底していて、自分が「そら」という人物である事は当然の事実として認識しているのに、苗字がわからない。「そら」の持つ「療育手帳」や「児童証」には明確に「宮田 そら」と記してあるので、それを見てしばらくは「宮田くん、こんにちは」と言うと「はい こんにちは」と返ってくるのに半日も経つと、「そらの苗字って、何んて言うの?」と問うても「・・・あとで言う」となってしまうのである。そして何より致命傷なのが、


ーありがとう が わからないー


という事だ。その他にも、「ことば」について「なぜ、それがわからないのか が解らない」事の多い「そら」だが、私達のこの記述は「そら」が「ありがとう、が解るようになるか否かの物語」である、と言っても言いすぎではないのではないだろうか。


別な側面として、先に述べている私達と「そら」との接点となった「Hiたかお」の無茶な行動のエピソードの時のように、「状況を判断して、行動を決定する」事において、常人以上の、すぐれた決断力・判断力を発揮する事も多い。


 


私達にとって「そら」が重要なのは、私達が彼を気に入った、と言う事もあるが、それだけではなく、彼が私達と話すことが、なぜできるのか?という事である。「まえがき」にも記した様に、「与一」の中での、私達の「見え方設定」では「0」か「少し見える」、もしくは「少しさわれる」になっている。これは、人間を含む動物全般から見た私達の「あり方設定」だと言える。「毒ちわわ」はこの設定にかかわりなく、私達が認識でき、私達に襲いかかり、私達を食べてしまうのである。だから恐ろしい。なぜそうなったのかわからないのだが、同じく「そら」も私達をはっきりと認識しているが、これもなぜなのか皆目わからないのである。


ただ、「毒ちわわ」と「そら」の違いは、「そら」は私達を大切に思っている、と言う事である。「そら」の所持金はいつもたいした額ではない。しかし、新たな見入りがあれば必ず、スナック菓子の「おっとっと」を買い、京橋から「与一」の所在地である寝屋川市の、私達の所まで持って来てくれるのである。理由は、「おっとっと」の形状が私達に似ていて「おもしろい」という事と、最初に「そら」が「おっとっと」を私達にふるまってくれた時に、私達が、たいそう喜んだからである。「そら」は私達を喜ばせる事が大好きなのだ。「そら」は "それ" をすると誰かが喜ぶ、とわかると、何回でも "それ" を繰り返すのだ。これは「そら」が「ありがとうが わかる子」になる為の、大きなヒントだと思うので、私達は「そら」が「おっとっと」を持って来るたびに、何度でも大喜びするのである。


現在の時点で 私達の知る「そら」の過去及び ひととなりは


以上である


 


 


 


 


そらの物語2・「出会い」

2009-10-21 06:32:37 | そらの物語


「であい」


 


最後の一瞬にのみ 美しく明滅する


青白い閃光のように


あまりに短命で 率直な死を遂げる


「そら」という少年の


ちいさな物語の報告である



私達は  「与一」から生まれ/成長を続ける生き物である


体長は平均的に子猫ほどで 一番大柄な「よも清さん」でも/たいした事ではない


そんな私達が 大阪・京阪沿線の/特に 寝屋川市から京橋にかけての


各所のポイントで/様々な活動を開始してすぐに


「そら」と出会った


 


時は2008年の年明け早々 未だ寒さの厳しい2月の夜


場所はJR・京橋と 京阪・京橋の間の/キャバ嬢がきらめきを増し


行きかう人々の欲望が燃え上がる 歓楽街の中ほどの


そこだけ うす暗くなった「JR高架下」


この出会いは/私達の仲間の一人 「Hiたかお(はいたかお)」の


無茶な行動に始まる



「Hiたかお」は 私達の中でも/選りすぐりのスピードを備えた生き物であったが


その性急で挑戦的な性格ゆえに/時として「やりすぎる・行き過ぎる」傾向があった


「Hiたかお」は一言でいうと「お調子もの」であったが/スピードと実践力においては


群を抜いていた


いつも彼は 早く行動に移りたいあまり/あわて過ぎの早口で


熱く 熱く まくし立て/語り終わる前に もう動いてしまうので


まわりの私達を いつもバタバタさせるのである


この時も「Hiたかお」は/俄然 張り切っていた


京橋での行動は これが初日でもあり/私達の仲間は数名に別れ


京橋・歓楽街の 危険箇所のレクチャーを行っていたが/「Hiたかお」は


最後まで聞き終わる前に


「りょりょりょりょりょ了解しましたぁ!!!!」と 言うなり飛び出し


猛然と走り出したのだが/向かった先が 「JR高架下」


私達にとって もっとも危険なポイントだった


そこには「毒ちわわ」の存在が 確認されていたから


「毒ちわわ」は 通常の「ちわわ」が いつからか野犬と化し


何らかの原因により 恐ろしい「毒」をもった「毒ちわわ」となったのである


そして「毒ちわわ」は/私達を 喰いちぎるのである


この恐ろしい野犬に/またたくうちに捕らえられた「Hiたかお」は


「あり得ねえ! あり得ねえ!!」と言いながら 必死でもがいたが


もがく程に「毒ちわわ」「毒」はまわり


もはや 逃れる事は叶わない



絶体絶命の「Hiたかお」の 恐怖にうるんだ視線の先に


夜の繁華街を切り裂くような パトカーの赤い光/サイレンの音/そして罵声


「クソ野郎っ!!!!!」


キャバ嬢たちの悲鳴についで/大型バイクとスクーターの2台が 荒々しい勢いで


「Hiたかお」が捕まる高架下・入り口の/「一方通行」の標識に追突し


それをなぎ倒し/突然の事で呆然とする「毒ちわわ」と「Hiたかお」の目の前に


こなごなに砕け散るバイクの部品ともども転がり込んで来たのだ


それが「そら」達だ


熱く乱暴な気配に満ちた/バイクごと転がり込んできた二人に


「毒ちわわ」はすぐさま「ゥゥゥゥゥゥ・・・・」という/「犬」としてはもっともな唸り声をたてた


「Hiたかお」は ただただ身の危険の回避を願う様に/地面に伏せるのみだ


「そら」は 横倒しのスクーターを起こしながら


もう一人 うつ伏せにひっくり返った大型バイクの男に


「おい!ネコっ!!ネコ! 行こう!!」と押し殺した声で呼びかけた


うつ伏せの 「ネコ」と呼ばれた大柄な男は 「おお」と小さく応え


身体の随所に痛みのあきらかな/重たい動きで立ち上がった


お互いの安否を気遣う間もなく/すぐにも「そら」達を追って高架下に迫る


怒りの気配のパトライトと/白バイの無線のやり取りのざわめき


「ネコ、はしれる?」 「おお・・とりあえず、行こ!!」


唐突すぎるこの二人の動向を ただ見つめていた「Hiたかお」が/「ギョっ」とした


「そら」が こちらを見ている


「おいで・・・」  逃走の体勢にスクーターを立て直しながら


はっきりと「Hiたかお」を見つめて「そら」は言った/「おいでって!!」


「Hiたかお」は事態が読めぬまま 「お、おまえ、おれが見えるのか?」と聞いたが


「そら」と「ネコ」の現在地を見つけたパトカーと白バイが/高架下のもうすぐそこに


次々と急停車するスリップ音にかき消された


「そら」は2~3回の「からふかし」で/あっさり「毒ちわわ」を追い払い


「Hiたかお」に 控えめな笑顔で「だいじょうぶ!」というなり


転倒で泥まみれになった細い腕で抱き取り/自分の上着の中に放り込んだ


「そら」の熱く汗ばんだ上着の中で「Hiたかお」は/なぜか安堵感があった


「ネコ」が「そら」に「いったん 散ろ!!」と叫ぶ声と


「そやな!」と応じる「そら」


次いで 故障まみれのマフラー音とともに/二人は左右に分かれ


夜の京橋の中に消えた


 


これが 「そら」と私達の出会いとなった



 


 


 


そらの物語1

2009-10-16 07:14:08 | そらの物語


「ひとびとへ」


ー生き物たちのまえがきー


 


私達は皆 未だ暗い早朝の未明


大阪府 寝屋川市の第2寝屋川の中ほど


寝屋川警察署を見下ろす大きな樹木の


道路を挟んで手前の民家の作業場


「与一」から生まれた


 



そして私は 皆から


「よも清(きよ)さん」と呼ばれている生き物で


このたびは 「そら」という少年について


曇りなき「まなこ」で物語っていくのである


それに先立って その記述の仕方を


大別して2種類としている


ひとつが 「みずいろ」の文字で


句読点を使わず


スペースか「/」で文節を区切り


英文の翻訳の様に進める仕方


これが 私 もしくは私達の


直接の「ことば」


または「そら」の「ことば」


次に 録音テープの再生や 会議の記録


「起こってくる出来事」の関連資料やエピソードで


どうしても句読点が必用な記述は


「みずいろ」以外の色で表記し 句読点も使用し


通常の和文としている この理由は


私達は「色とりどり」が だいすきだからだ


取り立てて「みずいろ」は最高級と言って良い


まさに納得の表現だと言える


 


私達は 「そら」の奇態な行動を巡って 


「与一」の所在地である寝屋川市と


「優しさ倉庫」のある京橋との移動を


京阪電車を使って行った


これは 「そら」が


「電車って わかれへん」と言うので


電車の練習のために あえて 


そうしたのである



私達が 交通機関を利用する際


最も気をつけないといけないのが


私達の仲間はほぼ全員


その身体に「危険物」を備えていて


特に「黒い いがいが」は


もし同乗する人に触れる事にでもなれば


大変な事になってしまうからだ


だから 事前の配慮として


「与一」の中の 私達の「見え方設定」を


「0」 か「少しみえる」・「少しさわれる」にしてあり


この設定を変える事はない


全ては「安全第一」だからだ


 


 それでは 作業にかかる前に 10項目の確認事項があるので


大きな声で 確認をしよう!!


 


1;作業10分前には現場に入り 心と身体のモード変換を行おう!


2;報告・連絡・相談の徹底を! 


報告のないミスは また起こる!


3;「あいさつ」が全てである!「あいさつ」のない者は


仕事をしていないのと同じである!


4;100%「人」を信じ 100%「数値」を疑おう!


5;絶対無事故で 安心・信頼・真心サービス!


6;与えられた指示には 大きな声で3回返事をし


3回まわって迅速に対応!


7;しくじった時こそ最大の成長の時である! 倒れたその場で


立ち上がる自分を 好きになれ!


8;工具・アイテムは自分の一部!


無くしてしまえば 自分でなくなる!


9;「一歩引く気持ち」があるうちは 新しい作業にかかってはならない!


「挑戦」は 「取って食う勢い」でのぞめ!


10;私達の作業内容の「全て」は 「愛」である!



 


 


 


ー  Text  -


久方ぶりの小説「そらの物語」。次回から本編をUPしていきます


だいたい一週間から二週間くらいに一話づつでがんばってみようと思っています


とりあえず、もともとの原稿が携帯メールの「下書き」のところに、バラバラに書いていて、


あわせると文字数が100000文字くらいの長さがあるので、前作「和解マンのはなし」より、


がっしりと読み応えはあると思います。 ので、気長に、また長~い目で、


あるいは 思い出したようにお付き合い下さいね~