新病院を作るのには建設資金が必要です
病院は新病院を建設する財産がありませんから借金をします。
借金は返済しなければなりません。
病院を作るために金策(建設資金を集める)をします。
借金は返済しなければなりません。
これが大きな負担になります。企業債371.7億円は借金なのです。
病院の収入で払えません。病院は実質赤字経営です。一般会計からの持ち出しで
やっと息がつける経営状態です。
借金は岩見沢市の一般会計から返済することとなります。
岩見沢市の一般会計が潤沢なら問題はありません。
ところが岩見沢市の令和4年度決算の経常収支比率は97.9%で
全道都市平均の92.8%を5ポイントほど上回っており、
財政の硬直化が見られる状況です。
一般会計で自由な政策に使用出来るお金は令和5年度で考えると
一般会計予算予算規模 466億円の約2.1% 466億円×2.1%=約9億7,860万円
病院の借金返済、病院の赤字に繰り出し使ったら何もなし
の状態です。
新病院建設に当たり原案賛成の方もこのブログを見ていると思います。将来の市民に負の遺産を残すべきではない・
と私は考えています。
必要最小限の将来の岩見沢市にマッチした病院とすることにもう一度考えてみていただけないでしょうか。
次回は経常収支比率と市民生活のための予算について少し踏み込んで皆さんと考える予定です。
この話題の最終回となりそうです。
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