5月19日(金)
天気予報の通り朝から雨。どうしたものか、ネットで色々調べながら9時頃まで車の中でうだうだする。
天気予報を見ると日本海側は比較的早く雨が上がりそうなので、取り合えず北に向かって出発。
着いたのが与謝野町(京都府)。加悦(かや)地区が重要伝統的建造物群保存地区になっています。
天気が悪いので観光客も皆無で非常に落ち着いた雰囲気の町並みです。
旧尾藤家住宅(有形文化財)
内部に入れたので見学してきました。生糸・ちりめんで財を成した豪商で、民家としてはかなり立派なお屋敷でした。
ここにいた職員の方に昼食の食べられる店を教えてもらい向かいました。
歩いて10分ほどで「花音」という喫茶店みたいなお店でした。ランチ900円とリーズナブルで、お味もまずまず。
次は何処へ行こうか地図を見てると天橋立がすぐ近くに。カミさんが行った事がないからと言うのでしぶしぶ行く事に。
メジャーな観光地なので駐車場でお金を取られるし、上に登るにはリフト・モノレールでなければ行けません。ひとり850円なり。
お約束の股のぞき。
次は「伊根の舟屋」が近いというので行く事に。
途中で給油。軽油158円、田舎はやはり高い。
伊根地区の海岸沿いの狭い道路に入って行ったものの、途中でさらに狭くなって通り抜けは断念。
引き返して山の上にある「道の駅 舟屋の里伊根」に。
できればゆっくり散策したい街並みでしたが、今日は時間的に遅くなってしまったのであきらめる。
今夜は舞鶴あたりで車中泊しようと思ってましたが、どうせここまで来たのならと城崎温泉まで行く事に。
ただ、城崎までのルートがなかなか大変で、狭い山道の峠越えが3つもありました。キャンピングカーでは一番走りたくない道でした。
城崎温泉は随分昔に来たことがあります。40年くらい前かな?
その時と比べるとすごくきれいな温泉街になった印象です。それと外人さん、それも欧米系の白人が多いのに驚きました。そしてその外人さん、ほとんど浴衣を着て街を散策してるんです。日本人の方が浴衣着ていない。時代は変わった?
たくさんある外湯の中で選んだのは一番人気の御所の湯。
最近建て直したらしく、外観は迫力満点。お風呂もかなりのもので、基本全て露天風呂で正面には滝が流れ落ちてます。人工でしょうが。
お湯は至って普通。無色無臭、温泉らしさは微塵も感じませんでした。古くからの温泉街という雰囲気を楽しむ温泉地なのでしょう。
入浴後、夕食を食べる所を探しますがなかなか見つかりません。有馬でも感じましたが観光地の飲食店は閉店が早いし、見つけても満席で断られるし。
ようやく見つけたお店もオーダーストップまで5分だからと、店員のおねーちゃんは嫌そうだったけど無理やり入店。
「一魚一会」というお店で、食べたエビカニ中心の海鮮丼は結構おいしかった。
有馬でも感じましたが、観光地で食事すると2人で軽く5000円は行ってしまいます。ランチも2000円~4000円。1週間も旅をして毎日これだけ食費をかけていたら、宿代がいらないキャンピングカー旅だとしても、年金生活者にはなかなか厳しい。
今後は地元のスーパーとかで総菜を買って夕食にするとか考えないと。