きのす 2

2015-11-11 05:15:31 | B&C級グルメ
9日、送ってきたきのす、大きいもので径4センチ、





1キロある・・、
半分に切ってみると、





香りは薄い・・、ジューシー、
珍しい柑橘類で、オレもつい、2~3年前に知ったばかり・・、
九州・佐賀の人も知らない・・??
福岡にはきず、木酢といって知る人ぞ知るカンジ也・・、
ネットでみると、

2008年09月01日の佐賀新聞に・・、

「北海道沖でサンマ漁が本格化したとの便りが届いた。ただ今年は燃料高で例年と少し様子が違う。1日だけだが、窮状をアピールするため全国のサンマ漁船が一斉に休漁した。庶民価格はうれしいが、漁家の嘆きを思うと複雑だ◆「さんま、さんま、そが上に青き蜜柑(みかん)の酸(す)をしたたらせて」。詩人、佐藤春夫(1892-1964年)の「秋刀魚(さんま)の歌」の一節である。以前からこの酸の正体が気になっていた。ユズかスダチか、はたまたカボスか。春夫は日本有数の柑橘(かんきつ)の産地・和歌山県熊野地方の生まれ。青い温州ミカンを搾ったと春夫自身が随筆に書いているのを最近知った。熊野では今でも温州を使う習慣があるらしい◆日本では古くはカボス、スダチ、キノスがいわゆる3大香酸柑橘とされていたと元県果樹試験場長の貞松光男さんに教えていただいた。キノスは佐賀が原産という。かつては佐賀平たん部の家の庭には必ずといってよいほど植えられていた◆「キノスの花の咲くころ」という随筆を書いた佐賀市嘉瀬町の歌人、草市潤さん(89)の生家(同市久保泉町)にはキノスの大樹があった。イワシの塩焼きに使うと格別で、その味が忘れられず、自宅の庭に苗木を植えた。思い入れの深さは、以前「キノスノキ」という雑誌を出していたことからも分かる◆そのキノスを佐賀市内の直売所で見つけ、早速、サンマを七輪で焼いた。炭火で燻(いぶ)された身にぎゅっと搾りかけると、風味豊かな香りが立った。サンマの脂とさっぱりした酸味の取り合わせが何ともいえずいい。今では知る人も少なくなったが、最近、鹿島市や江北町などで栽培され復権の兆しがある◆カボスやスダチに負けない佐賀の味を、もっと売り出せないものだろうか。」

と、ある・・、


一昨年か、武雄市山内の道の駅黒髪の里で初めて遭遇、カボス、スダチとも違う、やさしい酸味&香りが気に入って、
秋には黒髪の里で買っていたものだけど、
その黒髪の里、今年は何度行ってもなく、K情報員に探してもらってもなく、
この前、鹿島での学校公演のあと、店員のオバサンに聞くと、
山内できのすを作ってたオジサン、この秋突然亡くなられ、出荷がないという・・、
子息がその気になれば、出荷があるかと思う・・、と言う・・、残念也・・、

鹿島のホテル前、もと豆腐屋の営業、一丁一心、だったかな・・??
ここの店主のオジサンが鹿島できのすを作っているという情報をカウンター越しに聞く・・、
・・あと、唐津のほうでも、作っているらしい・・、
頼りない情報だけど・・、
佐賀でも作っている人は少ないらしい・・、

豆腐屋の主も言ってたけど、
そのやさしい酸味と香り、売り物に、村おこし町おこしに使えばいいと思うんだけど・・、
なにしろ、希少柑橘だからな・・、

↓播磨灘(岡山)の牡蠣、旭ポン酢ときのす、擂り胡椒(唐辛子)、



↓イオンのサンマと・・、



美味至極也!!





コメント (2)
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