「加治木史談会」では毎年,町外研修を実施していますが、今年は45名の参加者があり、11月23日に垂水市の史跡などを見てまわりました。
8時に姶良市加治木総合支所を出発して途中で垂水市の観光ボランティアに同乗してもらって、バスの中で垂水市の歴史について話を聞きながら、林之城跡、垂水島津家墓地、垂水千本イチヨウ、猿ケ城渓谷、将軍地蔵、鹿児島神社などを見てから昼食になりました。
昼食後は「道の駅垂水」で買い物をしてから「宇喜多秀家潜居宅」で、宇喜多秀家が関ケ原の戦いに敗れてから、垂水の平野家に匿われた経緯とその後について、平野家の当主から直接説明を受け、バスの中では島津義弘公が関ケ原の戦いで敗れ鹿児島に帰るまでの経緯などの話を聞きながら17時過ぎに加治木総合支所に帰り散会しました。
今回の研修を通して垂水市の史跡について理解を深めると共に、宇喜多秀家の子孫が平野家を訪ねた話を聞いて歴史が現在に引き継がれている事実を改めて認識することができ、参加してよかったと思っています。
垂水市で乗り込んだボランティアガイド(左)の紹介
垂水島津家の居城、林之城跡(現在は垂水小学校)
林之城跡にある400年前に建造された「お長屋」(もと下級武士の詰所)
垂水島津家の墓地(歴代の領主や一族など100余りの墓碑が立ち並んでいる)
垂水1000本イチョウ(12月1日~9日にはイチョウ祭りが開催される)
猿ケ城渓谷の吊橋
将軍地蔵(県下最古の木仏像。1506年加治木岩屋寺の快扶が制作
当時の高城城主が建立(中央に地蔵菩薩左に毘沙門天右に多聞天の三体)
鹿児島神社(隼人の鹿児島神宮の南の境を守る神社)
宇喜多秀家潜居宅の石碑
宇喜多秀家が関ケ原の戦いに敗れて垂水の平野家に匿われた経緯とその後について、平野家の当主から直接説明をうけました。
※写真をクリックすると拡大し左上の←をクリックすると戻ります