6月4日14時~ガーデンズシネマで上映された、映画「八重子のハミング」を見てきました。この映画を見ようと思ったのは、5月29日の南日本新聞の記事を見て、興味を持ったからです。
6月4日は主演(夫役)の升毅さんのトークとサイン会が予定されているので、予約が必要なことを知り、予約を入れましたが、満席になっていたので、予備席で予約しました。当日は申し込み順に入り、予備席に座る予定が、偶然に1席空いていて、最後の席に座ってみることができました。
この映画の原作は、山口県萩市の元教育長、陽信孝さんの実体験を基にした著書「八重子のハミング」・・胃がんを発病した夫を献身的に支える妻・八重子が若年性アルツハイマーを発症。徐々に記憶をなくしていく八重子に寄り添い続けた夫の12年間が描かれていました。
夫婦で教師をしながら、二人の供を育て、孫も生まれ幸せな時を過ごしていた時に、夫に胃がんが見つかり、手術して退院する。しかし再発して再入院しているときに、妻の八重子が若年性アルツハイマーを発症していることが分かり、夫は退院後は胃がんの心配をしながら仕事をし、妻を介護に向き合う毎日・・・
実体験をもとにした作品だけあって、夫婦の純愛がリアルに描かれていて感動しました。
映画が終わった後、主演(夫役)の升毅さんのトークの中で、監督が同行できなかった理由を説明してから、佐々部監督は8年前に原作を読んで、夫婦の愛情や2人を支える家族に感動し、映画化したいと奔走したが、実現せず、今回は自らが映画化したので、特にシニア層にたくさん来てほしいとの話でした。6月16日まで上映予定なので、多くの人が関心を持ってもらえればと思っています。
映画が始まる前と終わってからの写真及び資料をスキャンして添付します。
6月4日の上映スケジュール
14時からの入場を待つ観客
ポスター
映画が始まる前の様子
映画が終わってトークが始まる前の会場の様子
主演(夫役)の升毅さんのトークの始まり
花束贈呈
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