秋季彼岸会法要が9月19日~25日まで東本願寺鹿児島別院で開催されていますが、私は22日10時からの法要に出席しました。
法要の前に墓参りを済ませ、法要の席に参列していたら「真宗大谷派勤行集」が参列者に貸し出され説明があってから、僧侶3名の読経に合わせ読経が行われ、途中から焼香があり読経が終わりました。休憩に入り、その後、今回の講師である輪番さんの自己紹介と「三帰依」の朗読の後に、講題「阿弥陀仏から願われている私」による法話が始まりましたので、私の理解した範囲で法話の概要を紹介します。
法話の概要・・○神仏と私との関係・・初詣などでは神仏に対して私から家内安全等をお願いする→自力回向。 阿弥陀仏が私を見守って救いの手を差し伸べる→他力回向。 亡くなった祖先が私を見守っている状態→他力回向。 ※ほとんどの宗教は私から神仏にお願いする自力回向の宗教であるが、浄土真宗の教えは、阿弥陀物仏が私に救いの手を差しのべる他力回向の宗教であるので他力の言葉が誤解されやすい。 ○我愛について・・煩悩の世の中で我愛に生きている私達は善悪の判断を自分の尺度で行いがちであるが、阿弥陀仏の尺度で考える。
○老病死について・・全ての人間が避けて通れない老病死については、老人になって人の世話になる必要が出てきたら、若い時と比べることなく、世話になることを素直に受け入れて、感謝の気持ちで生活する。→子供や世間に迷惑をかけたくないとのプライドを捨てる。
法話の後に、「事前に5回の講座を受講して、新しく修復された京都の東本願寺に参詣し、親鸞聖人の教えを学びませんか」について説明があり、資料が必要な人に配布されました。
法要の様子を写真で紹介します。
東本願寺鹿児島別院外観
看板
法要が始まる前
読経の開始
焼香
法話
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