4月15日(日)鹿児島市民文化ホールにおいて、第11回「新老人の会」ジャンボリー鹿児島大会が開催され、全国の支部から参加した会員等により盛大に開催されました。
鹿児島支部の会員及び’スタッフは9時30分に集合し、打合せを行って役割を確認してから準備を行い、早目に昼食を済ませて、12時からの開場には配置につきました。その間アトラクションで出場する鹿児島情報高等学校吹奏楽部の皆さんはリハーサルを続けていました。
●開会・・オープニング演奏(13:00)・・鹿児島情報高等学校吹奏楽部によるオープニング演奏が行われ華やかに開幕した後に、吹奏楽部部員の司会でプログラムに従って進行しました。
●鹿児島支部世話人代表挨拶(13:05)・・参加していただいた皆さんへのお礼の言葉の後に、開催までの経過、新老人の会への加入等について話がありました。
●「新老人の会」会長挨拶(13;10)・・日野原先生の逝去に伴い新会長に就任された会長より今後の「新老人の会」の方向性等について話がありました。
●「新老人の会」活動紹介・・本部事務局長よりパワーポイントを使って「新老人の会」の主旨、「新老人の会運動」の5つの目標、発足の経緯、会員の構成と年会費、全国の会員数と支部数、日野原先生と共に歩いた17年間、新老人の会の主な活動等について話がありました。
●特別講演・・十五代 沈壽官 氏、村田兆治 氏 二人の講師による講演がありましたので、その一部を紹介します。
【特別講演 Ⅰ】・・「陶房雑話」・・講師「十五代 沈壽官 氏」・・司会によるプロフィール紹介の後に講師が登場して、講演がありましたので、その一部を紹介します。・①朝鮮の役と陶磁器の歴史・・豊臣秀吉の時代に2回にわたり日本は朝鮮に侵攻し陶工等の技術者を連行して日本の各地域で陶芸に従事させた。薩摩藩では朝鮮半島出身者が各地に住み着いて窯を開いたが、材料になる土とうわぐすりを見つけるまで講師の祖先は17年間もかかって、ようやく薩摩焼が出来上がった。
②薩摩藩の政策・・薩摩藩では陶工等の技術者を武士と同じ身分にして優遇し、朝鮮半島との交流を行うための通訳としても活用するため、姓名を日本名に変更することや、混在して住むことのないようにして、朝鮮文化の継承が次世代に残せるような政策を行った。
③幕末における陶芸の役割・・尚古集成館事業として鉄鋼を生産する反射炉に耐火煉瓦が必要なったが、耐火煉瓦は1700度の温度に耐える品質がに要求されるが、陶器を焼く温度は1300度であり、その差をうめるための技術開発に当時の技術者は創意工夫してようやく完成させた。また、パリ万博に薩摩焼を出品して注目され、その後、薩摩焼は日本の陶器の名称としてヨーロッパーで定着した。
最後に生きることは表現することであり、表⇒見える形として 現⇒心の内面から出るもの と考えて、これからも意志をかたちにして表現していきたいとの結びで終了し、成大は拍手で講演が終わりました。
【特別講演 Ⅱ】・・「人生先発完投」~人生に引退なし!常にチャレンジ!!~・・講師「村田兆治 氏」・・司会によるプロフィール紹介の後に講師が登場して、講演がありましたので、その一部を紹介します。・・①講師の野球人生・・講師は広島県に生まれ1967年ドラフト1位で現ロッテに入団、真っ向から勝負する「マサカリ投法を」生み出し活躍するがケガで挫折を経験する。しかし復活して40歳まで先発完投を目標に野球人生を送るが、その間に様々な体験をする。
②現役引退後の人生・・引退後、1992年より、全国の有人離島をまわり野球教室などを通して離島の人々とふれあい、子供たちに野球の基礎や面白さを指導している。2008年からは全国離島少年野球大会を開催。今年は種子島で開催される。若い人との交流を通して常にチャレンジすることを学んでもらため、講師自身も心身の鍛錬に取り組んでいる。
③会場全員でスクワット・・講師の指導で会場の全員が立ち上がり、スクワットの体験をする。 その後講師がボールを取り出しレ観客にボールを投げて、観客にキャッチしてもらうパホーマンスを行って講演を終わり、多くの拍手が送られていました。
・・・【休憩 20分】・・
●吹奏楽演奏・・鹿児島情報高等学校吹奏楽部・・プロフィール・・2010年,創部4年目にして全国吹奏楽コンクールで金賞受賞、2011年、アメリカ・カーネギーホールで日本の高校生代表として演奏、大絶賛の評価を受ける。その後も全国吹奏楽コンクールで金賞・銀賞を獲得・・地域イベントにも貢献しながら吹奏楽の楽しさを広めている。・・
【演奏曲】・・①マーチ「虹色の未来へ」②クラシック「交響曲2番・・オデッセイ」③ジャパニーズクラフティー・メドレー④アフリカンシンホニー⑤演歌メドレー⑥カーペンターズ・メドレー⑦エルマンボ⑧アンコール「西郷どん」・・・ フィナーレ・・「故郷」・・会場の参加者も全員で斉唱・・幅広いジャンルの演奏を素晴らしい技術とパホーマンスで演奏されており、楽しみながら聴くことができ、大きな拍手が送られていました。
今回の第11回「新老人の会」ジャンボリー鹿児島大会は日野原先生が逝去された後に開催される最初の大会のため、参加人員の確保が課題でしたが、実行委員会を中心にして全国の支部に参加をお願いした結果、協力してもらったことに鹿児島支部の一員として感謝したいと思います。
大会の様子を写真で紹介し、資料の一部をスキャンして添付します。
開会前にスタッフの話し合い
入場開始
オープニング演奏
司会によるプロフィール等の説明
鹿児島支部世話人代表挨拶
「新老人の会」会長挨拶
「新老人の会」活動紹介
【特別講演 Ⅰ】・・「陶房雑話」・・講師「十五代 沈壽官 氏」
【特別講演 Ⅱ】・・「人生先発完投」~人生に引退なし!常にチャレンジ!!~・・講師「村田兆治 氏」
講師がボールを取り出しレ観客にボールを投げて、観客にキャッチしてもらうパホーマンス
鹿児島情報高等学校吹奏楽部の演奏開始
フィナーレ・・「故郷」・・会場の参加者も全員で斉唱
閉会後「新老人の会」へ加入申し込みをする人
シャトルバスで交流会会場へ向かう皆さん
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