６月29日、鹿児島市に用事で行ったついでに、ガーデンズシネマで上映中のドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします」を見てきました。
この映画を見ようと思ったのは６月29日の南日本新聞の映画欄で１０時２０分～上映される「ぼけますから、よろしくお願いします」の表題が面白かったこと及び鹿児島市での用事の時間までに見られる時間帯だったからです。
映画は、ひとり娘でドキュメンタリー監督の信友直子さんが両親を撮影したドキュメンタリーで、信友直子さんが４５歳の時、乳がんが見つかり、その時に母親が愛情たっぷりに支えてくれたことで立ち直ったことで両親の記録を撮り始める。だが、フアインダーを通して母の変化にきずき、病院で診察を受けてアルツハイマー型認知症と診断される。
病気で苦悩する母親、今まで家事をしなかった父親が９５歳で初めてリンゴの皮をむく等、家事を始める。娘は仕事を辞めて帰ることも考えるが、父親から家事は自分がするから仕事をするように言われ、介護認定を受けてヘルパーさんに来てもらうようになる。
両親の日常生活を赤裸々撮影したドキュメンタリーで、８７歳で認知症になった母親を耳が遠い９５歳の父親が介護する姿は、家族のありかたについて考えさせられる内容の作品でした。７月１９日まで上映される予定なので、関心のある人は見に行かれることをお勧めします。
写真及び資料をスキャンして添付します。
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