12月13日13時30分より、姶良市姶良公民館において、拉致問題啓発映画上映会及び講演会が開催されたので夫婦で参加しました。 受付横に設置してある拉致被害者に関するパネル展を見てから、受付で署名して、ブルーリボンと資料をもらい開会式をまちました。
開会式は地元主催者代表あいさつ(姶良市長)、政府主催者代表あいさつ(内閣官房拉致問題対策本部事務局 総務・拉致被害者等支援室参事官補佐)の後に、来賓紹介(地元選出県会議員2名、姶良市議会議長)があり、講演が始まりました。
講師:平野 フミ子 氏(拉致被害者 増元 るみ子 さんの姉) 演題:「家族の絆」
講演内容は、36年前に「増元 るみ子」さんが拉致された当時の話から始まり、当時の政府の対応や世間の無理解で家族が苦しんだこと、12年前に、当時の小泉首相が北朝鮮を訪問して5人だけが帰国した当時の家族としての心境、その後12年間もの間、進展がなく、最近少し進展がみられるが、それは北朝鮮が国際世論を意識して、取り組んでいるポーズをしているように感じるなど、永い間裏切られてきた、家族のならではの、切実な想いが感じられました。
最後に北朝鮮へ短波放送を通して、「増元 るみ子」さんへ呼びかけている内容を話されましたが、その立場にならなければ、理解できない家族の強い想いが語られていました。
今回の講演を聴いて、改めて国民全員が関心を持ち続けて、解決まで支援の輪を広げていくことの重要性を認識しました。
10分間の休憩の後に、映画「拉致・私たちは何故、気付かなかったか!」が上映され、「横田めぐみ」さんの拉致から今日までの拉致問題を中心に、その経過と家族の心境、拉致問題に対する政府の対応の在り方、共同社会の出来事として、もっと国民が意識し続けることができなかったか等、国民の一人として考えさせる内容でした。
映画の後に、再び講師の「平野 フミ子」氏が登場して、今回の催しに参加した皆さんへの感謝の気持ちと、今後も解決するまでの支援のお願いがあり、出席者からは支援を表す大きな拍手があり、今回の催しが終わりました。
北朝鮮は日本の世論の動向を気にしながらも、自国に有利なようにしたたかに行動してきた過去があるので、国民全員が拉致問題が解決するまで、関心を持って行動することが拉致問題の解決につながることを信じて支援の輪を広げていきたいと思っています。
写真及びスキャンした資料を添付しますので見てください。
受付
パネル展
署名活動
地元主催者代表あいさつ(姶良市長)
政府主催者代表あいさつ(内閣官房拉致問題対策本部事務局 総務・拉致被害者等支援室参事官補佐)
講演の開始《講師:平野 フミ子 氏(拉致被害者 増元 るみ子 さんの姉) 演題:「家族の絆」》
映画上映会の開始
映画上映会の終了
《講師:平野 フミ子 氏(拉致被害者 増元 るみ子 さんの姉)》 のあいさつ
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