ザ・リバティ 2021/5月号に「ミャンマー クーデターの黒幕は中国」の記事が掲載されていたので紹介します。
【記事の概要】〇中国政府の思惑・・中国はインド洋への中継基地となるミャンマーを押さえるため、同国の軍部と密接な関係を築いてきました。今回のクーデターを首謀した、ミン・アウン・フライン最高司令官は2019年に訪中し、習近平国家主席と会談・・・クーデターの約3週間前には中国の王毅外相とも会っています。・・
〇中国の戦略・・ミャンマーに傀儡政権をつくり、インドシナ半島を丸ごと支配し、アジアの海を閉鎖。タイ、ブータン、インドネシア、インド、ネパールなどのアジア諸国を次々落とし、さらにヨーロッパ支配まで視野に入れている・・
〇一筋縄でいかないロヒンギャ問題・・イスラム教の問題は、世界レベルの問題だからミャンマーだけで解決できる問題ではない・・これがまた次の内乱、軍部以外の内乱になる・・
〇高齢のスー・チー氏は人権の観点から釈放を求めるべき・・75歳という高齢のスー・チー氏を拘束し続けること自体、明らかな人権問題です。・・今回のクーデターの本質が、中国の手引きによる事実上の軍部との«共謀≫である以上絶対に放置するわけにはいきません。日本政府は従来の方針を改め、ミャンマーの民主主義勢力の防衛に入るべきです。・・以上が記事の概要ですが、記事をスキャンして添付します。
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