9月30日(金)10時~、加治木史談会主催による文之和尚397回法要と加音オーケストラ団員による弦楽四重奏演奏会が姶良市加治木町安国寺で開催され各地から多くの人が参加しました。文之和尚は優れた才能を見込まれて、「豊臣秀吉」の時代、「徳川家康」の時代に薩摩藩の使者としての役割を果たし、漢字の「文之点」の創始者としても知られた人です。
○文之和尚397回法要・・文之和尚の墓前で読経・焼香が行われた後に、安国寺に移動して本堂御位牌の前で読経・焼香が行われ、文之和尚397回法要が終わりました。住職より年忌についての法話があり、1年忌→小祥忌 3年忌→大祥忌 7年忌→芳香忌 13年忌→慈照忌 17年忌→慈雲忌 17年忌を超えると、年忌の忌を緯と書き、冥福を祈る仏事の意味が変わってくる。文之和尚397回法要に集まった人々は文之和尚の業績を後世の人に伝える重要な役割が期待される。とのお話がありました。
○加治木史談会会長あいさつ・・文之和尚397回法要の多くの皆さんが参列したことへのお礼の言葉と、加音オーケストラ団員の皆さんの協力で弦楽四重奏の演奏が今年も実現でることへの感謝の言葉が述べられました。
○弦楽四重奏演奏会・・加音オーケストラ団員による弦楽四重奏が安国寺本堂御位牌の前で演奏され、案内人より加音オーケストラの設立と歴史及び活動内容が紹介された後に、曲の解説が1~2曲毎に行われ、作曲者や作曲された年代の背景なども解説されました。
案内人による出演者の紹介、楽器の紹介などもあり、プログラムの13曲が演奏され、最後にアンコールにこたえて「ふるさと」の演奏で弦楽四重奏演奏会を終わりましたが、なじみの曲が多かったので、皆さんも熱心に聴いて大きな拍手が贈られていました。
演奏会の後に主催者の加治木史談会事務局長のお礼の言葉が述べられた後に、10月26日の研修視察に多くの皆さんの協力をお願いしたいとの話がありました。
南浦文之(文之和尚)の墓は昭和11年9月3日に国指定の記念物(史跡)として指定されており、毎年法要が行われていますが、私は394回の法要に初めて参加して今回が3回目の参加となりましたが、厳粛な法要と素晴らしい演奏を聞くことができたので参加して良かったと思っています。
法要と演奏会の様子を写真で紹介し、プログラムをスキャンして添付します。
文之和尚の墓前で読経
文之和尚の墓前で焼香
文之和尚の墓前で焼香
安国寺本堂御位牌の前で読経
安国寺本堂御位牌の前で焼香
住職より年忌についての法話
休憩・・お茶の接待
加治木史談会会長あいさつ
案内人より活動内容等の紹介
弦楽四重奏演奏会の開始
案内人による楽器の紹介
弦楽四重奏演奏会のフナーレ
加治木史談会事務局長のお礼の言葉とお願い
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プログラム