平成28年度「加治木ゆずり葉学級」(4回目)は、9月29日9時30分から、姶良市加治木総合支所(多目的ホール)で、歴史講座「島津義弘公と姶良」ついて学習しました。
ゆずり葉学級は高齢者が、いろいろな学習や活動に積極的に参加し、お互いに交流を通して絆を深め、地域社会に寄与しながら、高齢期を人生の最も充実した時期として、明るく楽しく健やかに生きることを目指して、今年度は姶良市内の6箇所で開設されています。(加治木ゆずり葉学級には47名が参加)
事務局による日程説明と講師紹介、学級長による開会の挨拶の後に講師(姶良市社会教育課 深野信之氏)が登場してパワーポイントにより講演が行われましたので概要を紹介します。
○講演の概要・・島津義弘(1535年~1619年)84歳で亡くなったが、戦国大名との比較では織田信長より1歳年下、豊臣秀吉より2歳年上、徳川家康より7歳年上で、その中で最も長生きした。・・戦国時代に天下を手中にしたのは日本の中央に位置した大名であったが、もし島津氏が中央に位置していたら、違った展開になっていたかもしれない。・・島津義弘の家族と生涯・・居城の変遷・・義弘の生きた時代背景・・義弘初陣の地「岩剣城」・・合戦における初めての鉄砲使用・・
九州の桶狭間・・木崎原の戦い・・島津氏の九州経略目前の勢力図・・豊臣秀吉の九州仕置(三州割拠)・・義弘と朝鮮出兵・・義弘公から宰相(奥方)への手紙・・慶長の役・・吉左右踊り・・義弘と関ヶ原合戦・・義弘の身代わりとなった蒲生地頭・・島津の退き口・・義弘の30石感状・・義弘の看経所「花園寺跡庭園遺稿」・・義弘と茶の湯・・義弘の茶の師匠 千利休・・御里窯跡と茶入・・義弘終焉の地・加治木屋形・・隅陽記・・義弘の殉じた家臣たち・・敵味方を弔う
○歴史講座の学習が終わった後に、10月27日に行われる「一日研修」の内容について資料の説明があり、欠席の場合は早目に連絡する。11月10日に実施予定の学級文化祭に出演する予定の人は次回の講座までに申し込み書を提出するように求められた。・・事務局の連絡が終わってから、今回の歴史講座の感想文を提出し、後始末をして散会しました。
会場の様子を写真で紹介し、資料の一部をスキャンして添付します。
開会前の会場全景
事務局による日程説明と講師紹介
学級長あいさつ
講演の開始
講演の終わり
事務局より次回の講座について説明
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