映画「レ・ミゼラブル」は昨年12月21日から上映されていますが、2月5日に鹿児島ミッテ10で見てきました。
子供の頃に「ああ無情」という本を読んで「レ・ミゼラブル」のあらすじは解っていたつもりでしたが、今回の映画はミュージカルを映画化したものなので、セリフの代わりに歌で表現してあり、歌の意味は字幕で解りました。
映画は傾いた帆船を大勢の囚人がロープを使って引っ張る、大掛かりなシーンで始まって、主人公の「ジャンバルジャン」が、19年の刑期を終えて出所し、その後、様々な出来事があって、最後は修道院で養女の「コゼット」に見守られながら、穏やかに息をひきとるまでを、素晴らしい音楽と映像で表現したもので感動しました。
今回の映画で、フランス革命後の王政復古の時代背景、法律と刑罰の適用のありかた、愛と生きる力など、子供の頃に読んだ「ああ無情」の本では感じることができなかったことが理解できましたので、見に行ってよかったと思っています。