ザ・リバティ2022/2月号に【「衝撃体験」私が目撃した中国の侵略!兄が殺され僧侶は八つ裂きにされた】の記事が掲載されていたので紹介します。
【記事の概要】〇映画「愛国女子」には、自国を侵略された時の悲劇を切々と訴える女性が登場する。他国に侵略されるとはどうゆうことか。中国のチベット侵攻で国を失った人に話を聞いた。
〇中国はチベットに侵攻前に、「テンダ(宗教の敵)・アメリカ」というスローガンをチベット仏教の僧侶の間で流行らせました。これは「帝国主義のアメリカがチベットを侵略しようとしている」という意味で、中国への警戒感を解く戦術の一つでした。世界が朝鮮戦争の対応に忙殺された1950年、中国の人民解放軍は突然チベットに進軍し、東チベットを占領しました。・・
〇銃撃戦の逃避行、インド到着時には200人が20人に・・私たちは家を捨てて山に逃げました。・・追手から逃れるために夜中に移動し、時折銃撃戦となりました。・・インドに亡命することに。200人ほどいた私たちの一団は、途中で逸れるなどして、インドに到着した時には20人ほどに減っていました。後で知ったことですが、寺に入っていた兄2人は殺されました。
〇僧侶は杭を打たれ犠牲者120万人・・人民解放軍は59年3月に、ラサで起きた蜂起を圧倒的な武力で制圧し、チベット全土を掌握しました。その後「民主改革」と称して弾圧し、120万人のチベット人が命を奪われました。・・例えば有名な高僧は手足に杭を打ち込まれ、腹を引き裂かれたと聞いています。・・文化が根絶やしにされた今のチベットには。30以上の軍の空港などが建設され、インドやネパールなど隣国を侵略するために基地化されています。
〇国防軽視で取り返しのつかない代償・・チベットは侵略される前の400年近く鎖国し、独自の文化を発達させました。しかし他国の産業化に後れを取り、国防強化を怠りました。かってチベット人は「仏教を信じていれば平和は続く」と考えていました。今の日本人にも「憲法9条が国を守る」「戦争なんか起きない」と思う人もいますが、それは100%間違いです。自国民が善良でも、相手国の意思で戦争が起きます。戦争を避けるには、武力で相手の動きを抑止することが大事です。私が「日本の防衛費を増やすべき」と主張するのも、戦争を防ぎ、平和を守りたいからです。
以上、記事の一部を紹介しましたが記事をスキャンして添付します。
※写真をクリックすると拡大し2回クリックすると更に拡大します。左上の←をクリックすると戻ります。