今回、ロシア8日間の旅行で体験したこと及び添乗員、ガイド、同行の皆さんから聞いた話などをまとめてみました。
● マトリョーシカの絵付け体験
6月2日、ロシア伝統の民芸品「マトリョーシカ」の工房で、木地つくりを見てから絵付けを体験しました。
マトリョーシカの木地に鉛筆で模様を書いてある人形に、筆に絵の具をつけて絵付けを体験しましたが、集中していたせいか、時間が過ぎるのが早かったような気がしました。
特に顔を書くのが難しく、目によって顔の表情が変わることを実感して、いい体験になりました。
● フォークロアショーディナーの体験
5月31日、レストランで「フォークロアショーディナー」がありましたが、ロシアの民俗楽器によるロシア民謡の歌と踊りが数人で披露され、ツアーのメンバーも一緒になってロシア民謡を日本語で歌い、一部の人は誘われて一緒に踊って楽しいひと時でした。
最近、ロシア民謡を歌う機会が少なくなりましたが、久しぶりに現地でロシア民謡を歌い、いい思い出になりました。
● ロシア通貨「ルーブル」への両替
日本「円」からロシア通貨「ルーブル」への両替は日本国内の銀行ではできないと聞いていたので、福岡空港内の銀行で、アメリカ通貨「ドル」に両替してからへ出国手続きをしました。
福岡空港で出国手続きを済ませてた所に、各国の通貨が両替できる両替所があったので、そこで日本「円」からロシア通貨「ルーブル」に両替できたので両替しておきました。
サンクトペテルブルクのホテルでは日本「円」からロシア通貨「ルーブル」への両替ができましたが、モスクワのホテルでは日本「円」からロシア通貨「ルーブル」への両替ができなかったのでアメリカ通貨「ドル」を使って両替しましたが、ロシアでは外貨としては「ユーロ」がよく使われているようでした。
● 入出国の審査と検査
ロシアの場合はビザが必要なので旅行会社が事前に手続きをしてくれますが、入出国カードを入国前に書いておく必要があるので、飛行機の中で書きましたが、照明が暗く、小さな字で書かなければならないので苦労しました。
入国審査で入国カードは取られますが出国ガードは出国するまでパスポートにはさんで紛失しないようにと、厳しく助言されました。
ホテルにチエックインの時は必ずパスポートと出国カードが確認され、今迄の旅行と違うことを実感しました。
身体検査で最も厳しかったのはロシアを出国の時で、バンドを外し、靴を脱ぎ、スキャナーで身体検査を受けました。
● 食事と飲み物
朝はバイキングで比較的種類も多く、昼と夜はロシア料理がメインを代えて、色々出てきましたが、おいしくいただくことができました。
飲み物はビール、ワイン等は有料ですが、円高のせいか余り高とは思いませんでした。ロシアではミネラルウオーターが食事毎に各自に1本ついていて、余ったら持ち帰っていいことになっているし、ホテルにも1本は置いてあったので、ミネラルウオーターを別に購入する必要はありませんでした。
水道水は絶対に飲まないようにと添乗員から助言がありましたので、飲み物は全てミネラルウオーターだけですませました。
● ロシアのトイレ事情
海外旅行ではトイレが少ないことに悩まされることが多いですが、ロシアの場合も同じで、ホテルやレストランでは必ず済ましておくことを助言されましたが、それでも必要な場合は有料トイレを使うケースがあり、使用料金10ルーブル(約30円)を常に準備しておきました。
交通事情の関係で有料トイレまで3時間かかり、我慢するケースもあり、日本のようにトイレが何処にでもある場所は少ないようです。
● ロシアの治安
添乗員より、スリや置き引きが多いので、特に露天商の地区では財布は見せないようにと注意されていましたので、特に被害はありませんでした。
朝の散歩や買い物もしましたが、特に危険なこともなく、私達が行った場所では治安は問題ないと思いました。
● ロシア国民の暮らし
ガイドさんの説明では、物価の上昇が続いているため、年金が6千ルーブルから1万ルーブルに引き上げられ、年金生活者の場合は家賃の半分を国家が負担する制度があるようです。
サラリーマンの月収は2万5千ルーブル~3万ルーブルですが、生活は楽ではなようで、郊外にダーチャという別宅を持っていて、週末は農作業等をして暮らしている人が多いようです。(1ルーブルは約3円)
● ロシアの交通事情
自動車はドイツ、日本、アメリカ、韓国など各国の車が走っていますが、ドイツと日本の車を多く見かけました。
トロリーバスが多く走っていて、他国との違いを感じましたが、ラッシュアワーのときは、片側3車線の道路でも渋滞しており、大都会共通の悩みのようです。駐車違反が多く見られますが、取り締まりはあまり行われていないようでした。
● 今回のツアー参加者との対話
食事の時に同席になった人たちとの話から、今回のロシア旅行に参加した人たちは海外旅行の回数が多い人が大半で、30回~50回の人もいて、豊富な旅行体験を聞く機会があり、今後の参考になりました。
年齢の最高は80才と78歳のご夫婦でしたが、そのご夫婦を含む、3組の夫婦がチームを組んで、毎年リーダーが計画をたて、旅行が終わったら反省会をして、翌年の計画を話し合う機会をつくり、海外旅行を楽しんでいる人たちの話は参考になりましたので、今後に生かしたいと思っています。
「マトリョーシカ」の工房で、木地つくり見学
「マトリョーシカ」の工房で、絵付け体験
フォークロアショーディナーの民俗舞踊体験
福岡空港の出国手続きを済ませてた所にある各国通貨の両替所
それにしても厳しいテェックがありますね~
日本が甘くていい加減なのでしょうけど日本は天国ですね、反面外部からの悪人はやりたい放題でしょうから気をつけねばいけませんね。
今 海外旅行の予定は有りませんが次の参考にしたいと思います。
先日の名無しのコメントは私でした。